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JPN225は米ハイテク株安で下落加速、200日線が支えとなるか

市場分析
安藤修安藤修
JPN225は米ハイテク株安で下落加速、200日線が支えとなるか

米AI関連企業の債務負担と資金調達への懸念が、市場の主要な変動要因となった。投資収益性や信用リスクへの警戒から半導体・技術株に売りが広がり、Nasdaq総合指数は下落。VIX(恐怖指数)も大幅に上昇し、成長期待の高い企業に対する投資家の評価見直しが鮮明となった。

本日のテクニカル分析銘柄であるJPN225(日経225連動CFD)は、16日の東京市場での反発後、夜間取引で大きく下落した。短期的な下押し圧力が強まる中、61,930付近の200日単純移動平均線が下値を支え、一時的な調整にとどまるかが焦点となる。

週明けは、中国の7〜9月期GDP(国内総生産)、9月小売売上高、鉱工業生産が発表される。景気全体の成長率に加え、個人消費と生産活動の強弱が焦点となる。発表後は、中国・アジア株式市場やJPN225への波及に注目が集まる。また、日本の第三次産業活動指数では、国内サービス業の動向を確認したい。

注目の値動きTOP3

(※直近10日間の平均的な値幅と比較:ATR倍率)

  • NAS100(NASDAQ100)        ↓ 1.71倍
  • JPN225(日経225連動CFD)  ↓ 1.47倍
  • XTI/USD(XTI原油)                ↑ 0.85倍

マーケットハイライト

  • ウォーシュFRB議長はIMF年次総会対談で追加利上げの明確な示唆を回避、物価安定への警戒は維持
  • カナダ中銀のマックレム総裁は17日、原油高を背景にインフレ見通しの大幅な上方修正を示唆
  • 米Nasdaq総合指数は2%超下落、AI関連企業の債務負担と資金調達懸念が半導体・技術株を圧迫
  • VIX(恐怖指数)は大幅上昇、米ハイテク株安とともに市場の警戒感が強まる
  • JPN225(日経225連動CFD)は東京市場の反発後に夜間で急落、米AI関連企業の信用不安と半導体株安が下押し圧力
  • DXY(米ドル指数)は下落しユーロ・ポンドは対ドルで上昇、米追加利上げ観測の後退がドルを圧迫
  • ドル円は158円付近で横ばい、米金融政策への見方が交錯する中で方向感を欠く展開
  • ゴールド(XAU/USD)は小幅に反落、原油高と株安が交錯し安全資産としての方向感に欠く動き
  • WTI原油は100ドル超えの続伸、ロシア製油所への攻撃と中東の供給不安が意識される
  • ビットコイン(BTC/USD)は8万ドル台前半で軟調、米ハイテク株安と金融引き締めへの警戒が重荷

JPN225(日経225連動CFD)テクニカル分析

JPN225の日足は、9月中旬の63,000台から上昇し、10月初旬には71,000付近まで回復した。しかし、高値更新後は反落に転じると下落が加速した。直近は65,000を割り込み、再び63,000台まで下落している。上昇から一転し、短期的な下降圧力が強まる局面である。

価格はLinReg20(20日線形回帰線)を大きく下回り、下向きに転じたKAMA(カウフマン適応移動平均線)も割り込んでいる。一方、QuadReg50(50日二次回帰線)とQuadReg260(同260日)はチャート右端で上向きを維持しており、過去の上昇軌道と直近の急落が乖離している。短期的な価格構造は悪化したものの、中長期の上昇軌道が完全に崩れたとはいえない。

SMA200(200日単純移動平均線)は61,980付近で上向きを維持し、価格は同線を3.2%上回っている。ただし、SMA200からの乖離率は急速に縮小しており、長期的な上昇基調にも調整圧力が及びつつある。また、米S&P500との価格変化率の20日相関係数は0.81と高く、足元では同方向に動く傾向が強い。米国株の調整が続くかも、下押し圧力を見極める手掛かりとなる。

【JPN224 日足チャート】

今後はSMA200の61,980付近が下値支持の焦点となる。日足終値で同線を下回り、その後も回復できなければ、調整が深まる可能性が高まり、60,500が次の下値確認水準となる。一方、64,840を回復すれば短期的な下落圧力の緩和が見込まれる。ただし、下降基調からの脱却には、まずは66,180の突破に加え、KAMAやLinReg20との位置関係、各線の傾きの改善を確認する必要がある。

本日の主な経済指標とイベント(10月19日)

  • 6:45(日本時間)、ニュージーランド・貿易収支(9月)
  • 8:01(日本時間)、英国・ライトムーブ住宅価格(10月)
  • 11:00(日本時間)、中国・国内総生産(7-9月期GDP)
  • 11:00(日本時間)、中国・小売売上高(9月)
  • 11:00(日本時間)、中国・鉱工業生産(9月)
  • 13:30(日本時間)、日本・第三次産業活動指数(8月)
  • 21:30(日本時間)、カナダ・消費者物価指数(9月 CPI)
  • 23:00(日本時間)、米国・NAHB住宅市場指数(10月)
  • 23:30(日本時間)、カナダ銀行・企業景況感調査/消費者期待調査(7~9月期)

※本記事の情報は、記事執筆時における市場の動向をご紹介するもので、投資の推奨や勧誘を行うものではありません。また、情報の正確性・完全性について保証するものではありません。

ThreeTraderでは、本記事で取り上げたJPN225をはじめ、主要な株価指数、通貨ペア、貴金属など幅広い銘柄の取引が可能です。

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