RSI設定のおすすめは?期間設定の最適解【勝率を上げる戦略3選】
FXのテクニカル分析で人気のRSI。しかし、多くのトレーダーが「RSIの設定はどれがおすすめなのか」という壁にぶつかります。
「おすすめは14と聞くけど、本当にこれでいいの?」
「サイン通りに取引しても、ダマシが多くて勝てない…」
こんな悩みを抱えていませんか?
結論から言うと、RSIには、全員に共通する万能な設定はありません。トレードスタイルや通貨ペア、チャートの時間足によって、相場に意識される期間設定が変わるためです。
本記事では、単にデフォルト設定を解説するのではなく、勝率を上げるための具体的な方法を掘り下げていきます。スキャルピングやスイングトレードといったスタイル別の最適設定はもちろん、多くのトレーダーを悩ませるダマシを回避し、エントリー精度を高める3つの戦略もお伝えします。
この記事を読み終える頃には、RSIの設定に迷うことはなくなるはずです。自分に合った設定を見つけ、次のトレードにぜひ活かしてください。
RSI設定のおすすめは?

冒頭でもお伝えしましたが、全てのトレーダーに共通するRSI設定の最適解は存在しません。なぜなら、トレードスタイルによって機能する期間設定は全く異なるからです。
では、なぜ多くの書籍や取引ツールでRSIの期間は「14」が基本とされているのでしょうか?その理由を掘り下げていきます。
RSIの期間「14」がおすすめされる理由
RSIを勉強すると、多くの書籍や取引ツールで「期間は14が基本」と紹介されています。
この「14」という数字は、RSIを考案したJ・ウェルズ・ワイルダー氏が、14日間の値動きをもとに計算したことが由来です。
当時は日足チャートが中心だったため、2週間ほどの値動きを見ることで、相場の勢いを無理なく捉えられると考えられていました。
期間14は、いわばスタンダードな設定です。
期間を短くするとRSIは動きに敏感になり、変化を早く察知できますが、その分ダマシも増えやすくなります。一方、期間を長くするとシグナルは安定しますが、反応が遅れ、エントリーのタイミングを逃しやすくなります。
14はこの両方のバランスが取りやすく、多くの相場で使いやすい設定として定着しました。
もう一つ見逃せないのが、市場参加者の存在です。RSIの期間14は、世界中の多くのトレーダーが標準設定として使っています。そのため、70や30といった節目では、同じサインを意識した売買が集まりやすくなります。これも14が実践で機能しやすい理由の一つです。
とはいえ、14はあくまで出発点にすぎません。
取引する時間軸や狙う値幅によっては、より短い設定や、逆に長い設定の方がしっくりくる場合もあります。
次のセクションでは、トレードスタイル別に具体的な設定を見ていきましょう。
RSI期間設定のおすすめ【トレードスタイル別】

RSIの基本である期間14の根拠を理解したところで、次は設定の最適化です。勝率を上げるためには、自分のトレードスタイルに合わせて期間を調整する必要があります。
ここでは「短期売買(スキャルピング・デイトレード)」と「中長期売買(スイングトレード)」に分け、それぞれに適したRSI期間設定を具体的な数値とともに解説します。なぜその期間が有効なのか、メリット・デメリットまで踏み込むので、あなたに合った設定が見つかるはずです。
ただし、期間14は世界中のトレーダーが見ている共通基準です。これを変更すると、多数派の心理から外れ、相場の反応が読みにくくなる可能性もあります。変更する場合は、必ず検証を行った上で判断してください。
短期売買
スキャルピング
結論:スキャルピング向けRSI設定(期間5〜7)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 推奨期間 | 5〜7 |
| メリット | 反応が速く小さな値動きを捉えやすい/エントリー機会が多い |
| デメリット | ノイズ(ダマシ)が増える/シグナルの信頼性が低下しやすい |
| 相性の良い時間足 | 1分足、5分足 |
| 注意点 | RSI単体での判断は危険。プライスアクションやレジサポと併用必須 |
スキャルピングは、数秒から数分の値動きを狙い、1日に何度も取引を繰り返す超短期スタイルです。RSIを活用する場合は、期間を5〜7に設定します。標準の14より反応が速くなり、相場の小さな変化を素早く捉えられます。
エントリー機会が増える反面、ダマシも多くなるため、RSIだけに頼るのは禁物です。ローソク足の形状や、直近の高値・安値といったサポート・レジスタンスを必ず確認してください。
取引回数が多いスタイルでは、損切りラインを事前に決めておきましょう。スプレッドの狭い口座を選ぶことも、トータルの収益性を高めるポイントになります。
デイトレード
結論:デイトレード向けRSI設定(期間9〜14)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 推奨期間 | 9〜14 |
| メリット | 反応速度と安定性のバランスが良い/14なら多くのトレーダーと同じ目線で判断できる |
| デメリット | スキャルピングほど機敏ではない/強いトレンド相場ではダマシが発生しやすい |
| 相性の良い時間足 | 15分足、1時間足 |
| 注意点 | 移動平均線やトレンド判断と組み合わせて精度を上げる |
デイトレードは、1日の中でポジションを完結させるスタイルです。スキャルピングほど頻繁に売買せず、ある程度の値幅を狙います。RSIの期間設定は9〜14が適しています。
期間9はやや反応を速めたい場合、14は安定性を重視する場合に適しています。特に14は世界中のトレーダーが見ている設定なので、70や30の水準で相場が反応しやすい傾向があります。
デイトレードでは、トレンドの方向を確認した上でRSIのシグナルを使うのが効果的です。移動平均線の傾きや、価格が移動平均線の上下どちらにあるかをチェックし、トレンドに沿った方向でのみエントリーすると勝率を高められます。
中長期売買
スイングトレード
結論:スイングトレード向けRSI設定(期間21〜28)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 推奨期間 | 21〜28 |
| メリット | ノイズが減りシグナルの信頼性が高い/大きなトレンド転換を捉えやすい |
| デメリット | 反応が遅くエントリーが遅れがち/短期の値動きは捉えにくい |
| 相性の良い時間足 | 4時間足、日足 |
| 注意点 | エントリータイミングは下位足で補完するのが有効 |
スイングトレードは、数日から数週間にわたってポジションを保有し、大きな値幅を狙うスタイルです。RSIの期間設定は21〜28が適しています。
期間を長くすると、日々の細かい値動きに振り回されず、相場の大きな流れを把握しやすくなります。RSIが30を下回った後に反転上昇するタイミングや、70を超えた後に反転下降するタイミングは、トレンド転換の初動を捉える有力なシグナルです。
一方で、シグナルが出るのが遅いため、「気づいたときには相場が動いた後だった」ということも起こり得ます。日足や4時間足でRSIの方向を確認しつつ、1時間足や15分足でエントリーポイントを探るマルチタイムフレーム分析が有効です。
おすすめRSI設定の早見表
トレードスタイル別のおすすめRSI設定をまとめました。以下がその早見表です。参考にしてみてください。
| スタイル | 推奨期間 | 相性の良い時間足 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| スキャルピング | 5〜7 | 1分足・5分足 | 高速反応、ダマシ多め |
| デイトレード | 9〜14 | 15分足・1時間足 | バランス型 |
| スイングトレード | 21〜28 | 4時間足・日足 | 安定重視、反応遅め |
RSIのダマシを回避して勝率を上げる戦略

自分に合ったRSI期間設定が見つかったら、次は実践です。ただし、最適な設定を使っても、RSIの「買われすぎ・売られすぎ」サインだけを頼りにエントリーするのは危険です。
なぜなら、RSIにはダマシがつきものだからです。「RSIが70を超えたから売ったのに、さらに上昇して損切り…」そんな経験をした方も多いのではないでしょうか。
このセクションでは、ダマシを回避してRSIの勝率を高める実践的な戦略を3つ解説します。
ダイバージェンスの活用
ダイバージェンスとは、価格の動きとRSIの動きが逆行する現象です。トレンドの勢いが弱まっているサインとして、多くのトレーダーが注目しています。
弱気のダイバージェンス(下落のサイン)
価格が高値を更新しているのに、RSIは前回の高値を超えられない状態です。価格は上がっているものの、買いの勢いは弱まっていることを示します。上昇トレンドの終盤で出現しやすく、反落の予兆となることがあります。
強気のダイバージェンス(上昇のサイン)
価格が安値を更新しているのに、RSIは前回の安値を下回らない状態です。下降トレンドの終盤で出現しやすく、反発の予兆となります。
ダイバージェンスを活用する利点は、RSIの数値(70や30)だけでは見抜けない転換点を察知できることです。特に、サポートラインやレジスタンスラインの付近で出現したダイバージェンスは、信頼性の高いエントリー材料になります。

移動平均線との組み合わせ
RSIを単独で使うと、シグナルが頻発して判断に迷いがちです。そこで有効なのが、移動平均線との組み合わせです。移動平均線はトレンドの方向を確認するフィルターとして機能し、RSIのダマシを減らしてくれます。
RSI・移動平均線の組み合わせ基本ルール
| トレンド判断 | RSIの使い方 |
|---|---|
| 価格がMAより上 → 上昇トレンド | RSIが30付近から反発 → 押し目買い |
| 価格がMAより下 → 下降トレンド | RSIが70付近から反落 → 戻り売り |
例えば、価格が25EMA(25期間の指数平滑移動平均線)を上回っている状況で、RSIが30付近まで下がって反発した場合、「上昇トレンド中の押し目」と判断できます。トレンド方向に沿ったエントリーに絞ることで、逆行による損失を減らせます。

マルチタイムフレーム分析
マルチタイムフレーム分析とは、複数の時間足を組み合わせて相場を分析する手法です。1つの時間足だけを見てRSIのシグナルに従うと、上位足のトレンドに逆らったエントリーをしてしまう危険があります。
基本的な考え方は「上位足で方向を確認し、下位足でタイミングを計る」です。
マルチタイムフレーム分析の手順
| 手順 | 時間足の例 | 確認内容 |
|---|---|---|
| ①方向確認 | 4時間足・日足 | RSIが50より上なら上昇基調、50より下なら下降基調 |
| ②タイミング | 15分足・1時間足 | 上位足の方向に沿ったRSIシグナルでエントリー |
例えば、日足のRSIが50を上回って上昇基調にある場合、15分足でRSIが30付近から反発したタイミングは「大きな流れに沿った押し目買い」と判断できます。上位足と下位足のシグナルが一致した場面に絞ることで、勝率を高められます。
RSI設定で陥りがちな罠

ここまでで、RSIの期間設定と勝率を上げる応用戦略を解説しました。
ただ、どんなに優れた道具も、使い方を間違えれば損失につながります。実際、多くのトレーダーがRSIで利益を逃す背景には、共通する典型的な罠が存在します。
ここでは、陥りがちな2つの罠と具体的な対策をセットで解説します。
完璧な設定を探し続けてしまう
RSIの期間設定は、相場に合わせて調整できる便利な要素です。ただ「これさえあれば絶対勝てる」という聖杯を求めて設定を変え続けると、本来の目的であるエントリー判断が後回しになります。
相場は常に変化しており、一つの設定値があらゆる状況で通用することはありません。過去チャートで最適な数値を探し続けるよりも、取引の基本ルールを固める方が利益に直結します。設定はあくまで補助であり、手法やリスク管理を無視した設定頼みは、成績を安定させるどころか混乱を招くだけです。
対策
完璧な設定値を探すよりも、自分のトレードスタイルに合った期間を一つ選び、一定期間は固定して使う姿勢を持ってください。スキャルピングなら5〜7、デイトレードなら9〜14、スイングトレードなら21〜28を目安に、まずは一つに決めましょう。
決めた設定は、デモ口座や少額取引で最低2〜4週間は検証してください。その際、エントリー根拠・日時・結果を記録しておくと、「この設定が自分に合っているか」を客観的に判断できます。検証もせずに「勝てないから設定を変える」を繰り返すのは、聖杯探しの典型的なパターンです。
トレード成績を左右する主な要因は、設定よりも損切り幅・利確ルール・ロット管理にあります。設定を固定し、ルールを守ることで、RSIの効果は安定して発揮されます。
RSIのサインだけでエントリーしてしまう
RSIの「30以下は売られすぎ、70以上は買われすぎ」という目安は便利ですが、これだけでエントリーを判断するのは危険です。
例えば、RSIが70を超えたタイミングで「買われすぎだから売り」と逆張りしても、強いトレンドが発生していれば価格はさらに上昇します。RSIが70を超えたまま80、90と張り付くこともあり、大きな損失につながりかねません。
また、RSIが30を割り込んでも、長期的な下降トレンドが続いていれば反発せずに下落が続くことがあります。RSIは値動きの強弱を測る道具の一つであり、トレンドの方向や相場の背景を考慮せずにシグナルだけを信じるのは禁物です。
対策
RSIのシグナルを活かすには、以下の点を確認する習慣をつけてください。
・トレンドの方向:移動平均線の傾き、高値・安値の更新状況をチェック
・サポート・レジスタンス:反発しやすい価格帯に近いか
・上位足のRSI:上位足と下位足の方向が一致しているか
特にトレンドが明確な相場では、RSIを逆張りではなく順張りに活用するのが効果的です。上昇トレンド中ならRSIが30〜50付近まで下がって反発したタイミングで押し目買い、下降トレンド中ならRSIが70付近まで戻って反落したタイミングで戻り売りを狙います。
RSI戦略の効果を最大化するThreeTraderの取引環境
RSI(相対力指数)を用いたテクニカル戦略を実戦で運用する際、インジケーターの数値設定と同様に考慮すべきなのが取引環境のスペックです。特に期間設定を短くしたRSI手法では、微細な価格変動を捉える必要があるため、スプレッドの狭さや約定の安定性が理論上の収益率と実効収益率の乖離を防ぐ重要な要素となります。
短期トレードにおいては取引回数が多くなる傾向があり、1回ごとの取引コスト(スプレッドや手数料)の積み重なりがパフォーマンスを左右します。そのため、テクニカル分析の精度を活かすためには、低コストな環境を提供するプラットフォームとの相性を検証することが欠かせません。
また、リスク管理の側面からは、ゼロカットシステム(追証なし)の有無も客観的な判断材料となります。相場の急変時に証拠金以上の損失を回避できる仕組みは、特にボラティリティが高い局面でRSIの反転サインを狙う際の「守り」として機能します。
例えば、ThreeTraderのような低スプレッドと約定力を特徴とする環境は、こうしたRSI戦略の要求スペックを満たす選択肢の一つとなり得ます。特定の環境に依存するのではなく、自身のトレードスタイルが求める「コスト・速度・安全性」の基準を明確にし、それに合致した環境を選択することが、手法の再現性を高めるための合理的なアプローチです
短期RSI戦略に最適な「Raw Zero口座」
RSIを最大限に活用するには、設定の最適化だけでなく、スプレッドや約定速度といった取引環境の質も重要です。広いスプレッドによるコスト増や、チャンスを逃す約定遅延は、短期トレードにおいて致命的なダメージになりかねないからです。この環境のわずかな差が、そのまま収益の差として現れます。
ThreeTraderの「Raw Zero口座」は業界最狭水準のスプレッド(0.0pips〜)を誇り、取引回数が増えても利益を最大限に残せます。また、高い約定力により、RSIのサイン通りのタイミングで正確なエントリーが可能です。
安心のリスク管理とサポート体制
ThreeTraderでは、RSI戦略を支える「守り」の環境も万全です。
- ゼロカットシステム: 万が一の相場急変時も追証が発生せず、リスクを限定して攻めのトレードが可能です。
- 日本人スタッフのサポート: 設定方法やツール操作に迷っても、日本語で迅速に解決できるため、トレードに集中できます。
「低コスト×高い安全性」を兼ね備えたThreeTraderなら、RSIを活用した戦略を最も効率的に運用できるはずです。
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まとめ|RSI設定のおすすめ
本記事では、RSIの期間設定について解説しました。最も重要な結論は「全てのトレーダーに共通する最適設定は存在しない」ということです。期間14は世界中のトレーダーが見ている基準値であり、まずはここを起点に考えるのが基本です。
その上で、スキャルピングなどの短期売買では期間を短く(5〜7)、スイングトレードでは長く(21〜28)に設定することで、自分のスタイルに合ったシグナルが得られます。さらに、ダイバージェンス、移動平均線との組み合わせ、マルチタイムフレーム分析を活用すれば、ダマシを減らして勝率を高められます。
ただし、完璧な設定を追い求め続けたり、RSIのサインだけでエントリーしたりすると、利益を出すことは難しくなります。まずはデモ口座などで検証しながら、自分だけのルールを構築していくことをおすすめします。
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