トランプ大統領がイスラエル・イラン間の衝突の可能性に言及、中東リスク一段と高まる
米経済指標の弱さと中東リスクでドル円続落、リスクオフの流れが鮮明に
ユーロドル続伸、ECB利下げ観測と米指標の弱さがユーロ買いを後押し
AUD/USDは0.656ドル目前で伸び悩み、ダイバージェンス継続で慎重な局面が続く
本日の注目指標は独CPIと米ミシガン大指数、ユーロとドルの動向に注目
価格変動TOP3
- XAUUSD +1.00%
- EURUSD +0.81%
- BTCUSD -1.85%
NY市場マーケットハイライト
- トランプ大統領が中東衝突の可能性言及、地政学リスクの高まり意識される
- ドル円続落、弱い米PPIと中東リスク懸念でドル売り加速
- ユーロドル続伸、ECBの利下げ観測と米経済指標の弱さが支援
- ゴールド続伸、中東情勢緊迫化で安全資産買い優勢
- ビットコイン続落、中東リスク上昇でリスク資産売り優勢
- 原油反落、トランプ大統領による原油高けん制発言と利益確定売りが影響
豪ドル/米ドル(AUD/USD)テクニカル分析
AUD/USDの日足チャートを分析する。これまで相場は標準偏差チャネル(±1.0・±2.0)に沿って緩やかな上昇基調を維持してきたが、直近では0.656ドル手前でローソク足の実体が短くなり、上値追いに対する市場の慎重な姿勢が読み取れる。
特に、ストキャスティクス(下段緑線)およびA/Dライン(青線)では、いずれも価格との間にダイバージェンスが継続しており、上昇トレンドの失速および買い圧力減退の兆候を示唆している。
注視すべきは、0.656ドルのレジスタンスを明確に上抜けるか否かであり、上抜けに成功した場合はトレンド継続の可能性が高まる。

一方、下落に転じる展開となれば、200日移動平均線(青線)が接近しているフィボナッチ・リトレースメント50%水準の0.643ドル付近が次の支持帯として意識される。
さらにこの水準を明確に割り込むようであれば、0.6348ドル付近が次なる下値の目安となる。
今日の経済指標とイベント(6月13日)
- 13:30(日本時間)、日本・鉱工業生産
- 15:00(日本時間)、独・消費者物価指数(CPI)
- 18:00(日本時間)、ユーロ・鉱工業生産
- 23:00(日本時間)、米・ミシガン大学消費者信頼感指数