ポンドドル、英CPIインフレ懸念でサポート試す展開

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トランプ大統領がパウエルFRB議長の解任書簡を準備との報道後、計画はないと否定するも明確さを欠き市場に警戒感

米6月PPIは前月比横ばいで予想外の鈍化。サービス価格の下落が主因で、企業が関税コストを吸収との見方も

本日、米小売売上高や新規失業保険申請件数の発表控え米景気の勢いが注目材料

前日価格変動TOP3

  • BTCUSD   +2.43%
  • XAUUSD   +0.69%
  • USDJPY     -0.68%

NY市場マーケットハイライト

  • トランプ大統領、FRB議長解任書簡準備と報道も「解任の計画なし」と発言
  • 米株は堅調、6月PPIの鈍化でインフレ懸念が後退し安心感広がる
  • ドル円反落、米PPI下振れによる米長期金利低下とFRB議長解任を巡る報道が重し
  • ポンドドルは小幅反発、英CPI上振れで買い先行も発表前水準に戻す展開に
  • 原油は続落、米在庫増加傾向や供給懸念後退が売り材料に
  • ビットコイン反発、米下院で仮想通貨規制案審議入り進展が好感される

英ポンド/米ドル(GBP/USD)テクニカル分析

ポンドドル(GBP/USD)の日足チャートを分析する。2025年1月以降続いていた上昇基調は、52SMAを下回り、かつ上昇トレンドライン(黒破線)の下抜けにより、転換の兆しが見られる。

RSIは下降基調を描き、相対的な売り圧力の強まりを示唆している。

現時点の価格は1.3400ドル付近で推移しており、仮に1.3378ドルを下抜けた場合、次の主要サポートとしては1.3310ドル付近が意識される水準となる。一方、上値の目処は1.3489ドル付近で、52SMAも接近しており、レジスタンスラインとして意識されやすい。

【GBPUSD/日足】

現状は上昇一服への転換初期段階と考えられ、戻り売り優位の地合いが続くと見るべき局面である。

今日の経済指標とイベント(7月17日)

  • 10:30(日本時間)、豪・雇用統計
  • 15:00(日本時間)、英・雇用統計
  • 18:00(日本時間)、ユーロ・消費者物価指数(HICP)
  • 21:30(日本時間)、米・新規失業保険申請件数
  • 21:30(日本時間)、米・小売売上高
  • 21:30(日本時間)、米・フィラデルフィア連銀景況指数

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