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ユーロドル、再浮上の初動も本格加速には確認待ち

市場分析
安藤修安藤修
ユーロドル、再浮上の初動も本格加速には確認待ち

中東情勢の緊張継続による原油高がインフレ再燃懸念を通じて、安全資産とリスク資産への資金配分が分散し、方向感よりもポジション調整が相場を主導する地合いとなっている。

ユーロドルは長期上昇構造を維持しながら中期調整を経て短期が反転する局面にあり、構造的な再浮上の初動段階に位置している。割安圏からの回帰圧力とモメンタム回復が下支えとなっている。

本日は米小売売上高および住宅関連指標、欧州ではZEW景況感が控え、景気減速とインフレのバランス再評価が焦点となる。主要指標が想定から乖離した場合、金利見通しの修正を通じて為替・株式双方でポジションの巻き戻しが発生する可能性がある。

前日価格変動TOP3

  • XTI/USD(WTI原油/米ドル)             +3.86%
  • BTC/USD(ビットコイン/米ドル)   +2.23%
  • JPN225(日経225)                           -0.70%

マーケットハイライト

  • 米軍のイラン船舶拿捕で中東緊張、ホルムズ海峡閉鎖の強化が市場の警戒感を継続
  • 米ダウ小幅安、原油高と地政学リスクでハイテク株中心に慎重姿勢
  • 日経225反落、米株高一服と原油高で主力株に売り先行
  • ドル円反発、地政学リスクと日米金利差を意識したドル買い・円売りが優勢
  • ユーロドルは反発、ドル高一服とECBのインフレ警戒で下値は限定的
  • ユーロ円は反発、リスク選好と金利差意識の円売りで底堅く推移
  • 豪ドル堅調、堅調な需給と資源価格の高止まりが下値を支える動きを継続
  • ゴールドは反落、地政学リスク下においても高金利長期化観測が重石
  • WTI原油は上昇、ホルムズ封鎖長期化観測で供給懸念が引き続き価格を押し上げ
  • ビットコインは反発、Strategy社の大口買いが下値支え

ユーロ/米ドル(EUR/USD)テクニカル分析

ユーロドル(EUR/USD)は現在、長期上昇構造を土台としながらも、中期的な調整を経て短期が再び上向きに転じるという、相場の節目に差しかかっている。

長期LinRegは実質横ばいにとどまっており、長期内部の推進力がいったん落ち着いた状態にあるが、これは上昇基調の終焉ではなく、次の推進局面へ向けたエネルギーの蓄積過程と解釈することもできる。中期調整の痕跡がなお残る中で短期LinRegがプラスに転じたことは、構造的な再浮上の兆しとして注目に値する。

現在値は統計的にやや割安な位置にある。この乖離は回帰圧力として作用しうる一方、トレンド持続環境下においては押し目として機能する可能性もある。RSIは上方圧力領域を示しモメンタムは回復方向にあるものの、エネルギーはなお収縮中であり、本格加速の確認にはもう一段の時間を要するとみられる。

外部環境においても、株式市場の上昇とボラティリティの低下がリスク選好を後押しし、上昇構造への補助的な支援として作用している。ただし米独金利はともに小幅な動きにとどまりDXYも方向感を欠く一方、中東情勢をめぐる地政学的緊張は継続しており、外部環境は一様ではない。

【EURUSD/日足チャート】

こうした構造を踏まえると、次の焦点は1.1810の突破と定着に絞られる。これが確認された場合、1.1849が次の参照水準として浮上する。下方では1.1670および1.1630が、上昇構造の継続を支える水準として意識される。

本日の経済指標とイベント(4月21日)

  • 7:45(日本時間)、ニュージーランド・消費者物価(1-3月期CPI)
  • 15:00(日本時間)、英国・ILO失業率(2月)
  • 18:00(日本時間)、ドイツ・ZEW景況感調査(4月)
  • 21:30(日本時間)、米国・小売売上高(3月)
  • 23:00(日本時間)、米国・住宅販売保留指数(3月)

※本記事の情報は市場の動向をご紹介するもので、投資の推奨や勧誘を行うものではありません。また、情報の正確性・完全性について保証するものではありません。

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