EUR/GBPに調整色、バンドウォークに陰り

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ユーロ/英ポンドは上昇基調が一服。バンドウォークが止まり、0.8523のサポート水準で調整中。ストキャスティクスは高値圏から低下、RVIは高位圏を維持し、ボラティリティの高い展開が継続。

米株は上昇、パウエルFRB議長が7月利下げの可能性に言及。イラン・イスラエル停戦で地政学リスクがやや後退し、原油・ゴールドは下落、ビットコインは続伸。

前日価格変動TOP3

  • BTCUSD   +1.91%
  • XAUUSD    -1.37%
  • XTIUSD      -3.51%

NY市場マーケットハイライト

  • 米ダウ平均は3日続伸、3月以来の高値を回復
  • 米ナスダックは最高値更新、リスクオフの巻き戻し
  • パウエルFRB議長は7月の利下げにも含みを持たせる
  • イランとイスラエルの停戦合意が発効、不安定な情勢は継続
  • ユーロドルは1.15ドル台を上抜けて1.16ドルまで上昇
  • ドル円反落、利下げ時期が早まるという期待感でドル安基調
  • WTI原油は下落、ホルムズ海峡封鎖回避の見通しが原油売り誘発
  • ゴールド下落、地政学リスクの後退で安全資産需要が後退
  • ビットコイン続伸、停戦発表で市場不安が緩和

ユーロ/英ポンド(EUR/GBP)テクニカル分析

ユーロ/英ポンドの日足チャートを分析する。ボリンジャーバンドに沿って上昇を続けるバンドウォークが出現していたが、直近では陰線が出現し、調整の動きとなっている。

現在は、直近の高値と安値を基準とするフィボナッチ・リトレースメント23.6%水準である0.8523付近に位置しており、サポートラインとなる可能性がある。

ストキャスティクスは80から下がりつつあり、上昇の動きが一服。一方で、ボラティリティ系のRVIは高位圏で推移しており、相場の変動幅が拡大している状況を示唆している。

【ユーロ/英ポンド 日足】

全体として、上昇基調に陰りが見え始める中で、0.8523の水準を維持し、再度押し目買いが強まるかに注目。今後、0.8523を下回れば、調整色が強まり、ボリンジャーバンドのミドルバンド付近への下落が想定される。

今日の経済指標とイベント(6月25日)

  • 10:30(日本時間)、豪・消費者物価指数(CPI)
  • 23:00(日本時間)、米・パウエルFRB議長発言
  • 23:00(日本時間)、米・新築住宅販売件数
  • 23:30(日本時間)、米・原油在庫量

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