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ビットコイン、6.8万ドル付近で調整継続 — 7万ドル水準が焦点に

市場分析
安藤修安藤修
ビットコイン、6.8万ドル付近で調整継続 — 7万ドル水準が焦点に

エネルギー供給不安と中東情勢をめぐる停火期待が同時進行し、リスク資産・安全資産間で資金が循環しやすい環境にある。市場全体は方向性よりも分散と再配分を軸としたフロー主導の状態にあり、単一テーマでのトレンド形成は限定的となりやすい。

ビットコインは中期上昇基調を維持する一方、足元では方向感の乏しい調整局面にある。上値では7万ドルが焦点となっており、この水準をめぐる動向がモメンタムの変化を左右しやすい局面にある。

本日のトランプ大統領演説では、イラン情勢に関する国民向け演説(日本時間4月2日午前10時)が短期的な市場変動要因となりやすく、ホルムズ海峡の再開に関する言及内容が焦点となる。現状は停火期待が緩衝材として機能しているが、その前提が崩れた際の資産間連動には注意が必要である。

前日価格変動TOP3

  • JPN225(日経225)                   +2.32%
  • XAU/USD(ゴールド/米ドル)   +2.00%
  • XTI/USD(WTI原油/米ドル)      -2.55%

マーケットハイライト

  • 欧州エネ市場不安が再燃、IEAが供給混乱リスクを警告
  • 3月米ISM製造業景況指数52.7、約4年ぶり高水準も内訳の新規受注は減速
  • 2月米小売売上高0.6%増、市場予想上回るもエネルギー価格高騰が今後の重し
  • 米株は堅調、中東停火期待とハイテク株買い戻し主導
  • 日経225続伸、米株高を背景に輸出関連株中心の買いが優勢
  • ドル円は159円手前で一時反発、米金利高止まりと介入警戒感が交錯
  • ユーロ・ポンドは対ドルで上昇、停火期待によるドル安が主因
  • ゴールド続伸、地政学リスクとエネ供給不安によるインフレヘッジ需要
  • WTI原油は続落、中東停火期待と米在庫増が上値を抑制
  • ビットコイン横ばい、6.8万ドル付近で方向感欠きレンジ内の小動き

ビットコイン/米ドル(BTC/USD)テクニカル分析

ビットコインは中期的な上昇構造を維持しながらも、短期的には調整が進む展開となっている。現在は明確なトレンドを保ちながらも値動きの振れが縮小しており、市場は次の拡張局面を模索している段階にあるとみられる。ボラティリティは一時的に低下しているが、変化率は再び上向きつつあり、圧縮局面が成熟段階に移行しつつある可能性がある。

下落は構造を崩すものではなく、上昇トレンド内の自然な調整といえる。現時点での水準は6万8000ドル前後で、心理的節目の7万ドルを下回って推移している。上値では7万ドルの回復が一つの焦点であり、これを明確に超えれば、調整一巡観測と上昇モメンタム再構築への期待が意識されやすい。さらに7万4500ドルが次の目標水準として注目される。

一方、下値では6万3000ドルの維持が重要な防衛ラインとなる。これを保てる限り中期上昇構造は維持されるが、同水準を割り込むと調整は深まり、5万8500ドル付近まで下値を探る動きが進む可能性がある。

【BTCUSD/日足チャート】

全体として市場は、上昇基調を維持したまま圧縮を伴う調整を経て、どの方向へエネルギーを解放するかを探っている段階にあるとみられる。

本日の経済指標とイベント(4月2日)

  • 10:00(日本時間)、米・トランプ大統領演説(米国民向け)
  • 21:30(日本時間)、米・新規失業保険申請件数
  • 21:30(日本時間)、米・貿易収支(2月)

※本記事の情報は市場の動向をご紹介するもので、投資の推奨や勧誘を行うものではありません。また、情報の正確性・完全性について保証するものではありません。

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