昨日(6月19日)は米国市場の祝日で休場となり、参加者減少で商いは全般的に低調
トランプ大統領はFRBに対し、2.5%ポイントの大幅利下げを改めて要求
ポンドドルは支持線が意識され、短期的な動向に注目
本日、英小売売上高と米景況指標が注目材料、欧州通貨とドルの反応が焦点
前日価格変動TOP3
- XTIUSD +0.90%
- GBPJPY +0.58%
- NZDUSD -0.35%
マーケットハイライト
- 昨日は米国祝日で主要市場が休場となったため商いは低調
- トランプ大統領、FRBに2.5%ポイントの大幅利下げを要求
- ドル円反発、動意薄の中、一時145.771円まで上昇
- ユーロドル小幅上昇、ドルが対欧州通貨で売り戻される
- 原油は反発、イランのイスラエル攻撃に関する報道で
- ビットコイン反落、52日移動平均線が下値支え 10万4,000ドル付近
英ポンド/米ドル(GBP/USD)テクニカル分析
英ポンド/米ドル(GBP/USD)の日足チャートを分析する。現在、相場は上昇基調が鈍化し、直近では1.33955ドルがサポート水準となると見られる。
ローソク足はボリンジャーバンドの下限(−2σ)に接しており、ボラティリティの縮小局面の中で、下方ブレイクへの移行も視野に入る。
一方、ストキャスティクスは売られ過ぎ圏近くで推移しており、短期的な自律反発の可能性も残されている。また、RSIとともに下降のダイバージェンスが見られ、戻り売り圧力は依然として根強い。

1.33955ドルを明確に下抜ける場合、次の注目水準は1.32546ドル付近となる。
今後は、これらのサポートが維持されるか否かが焦点となり、仮に下回った場合は下落トレンドへの警戒が必要となろう。
今日の経済指標とイベント(6月20日)
- ニュージーランド休場(祝日)
- 8:30(日本時間)、日本・全国消費者物価指数(CPI)
- 8:50(日本時間)、日本・日銀金融政策決定会合議事要旨
- 15:00(日本時間)、英・小売売上高
- 21:30(日本時間)、米・フィラデルフィア連銀景況指数
- 23:00(日本時間)、米・景気先行指標総合指数
- 23:00(日本時間)、ユーロ・消費者信頼感