パウエル議長のジャクソンホール講演を控え、FOMC利下げ観測で市場は様子見姿勢強める。
JPN225 Indexは44,000円の節目上抜けを試すも、直近の急騰で過熱感が強まり調整局面入りへの警戒感が強まる。
本日深夜にFOMC議事要旨公表控え、政策見通しへの反応でドル相場変動に警戒。
前日価格変動TOP3
- BTCUSD -2.83%
- XTIUSD -1.07%
- JPN225 -0.95%
NY市場マーケットハイライト
- 米財務長官、関税収入を債務返済に充当方針、3000億ドル超を見込む
- 米株まちまち、ジャクソンホール会議を控え方向感に乏しい展開
- ドル円反落、米10年債利回り低下が圧迫要因に
- ユーロドル続落、軟調なオセアニア通貨の流れを受け売り優先
- 原油は反落、露ウ停戦協議でロシア原油制裁解除観測が材料
- ゴールドは続落、停戦協議進展で地政学リスクが後退、続落基調に
- ビットコイン続落、市場不透明感で短期保有者の損失確定売りが加速
JPN225 Index(日経平均株価) テクニカル分析
JPN225の日足チャートを分析する。8月に入り上昇圧力が強まり、直近ではローソク足が10EMAおよび25EMAから乖離して推移している。これにより、短期的な上昇モメンタムの強さが一段と鮮明となっている。
現在は+1σのチャネル上限および心理的節目となる44,000円付近を試す展開であり、これを明確に上抜ければ、次の上値ターゲットは直近高値の44,531円となる。
RSI(24)は60台半ばで推移しており、依然として過熱圏手前にあるが、70%水準前後では反落圧力が強まりやすいので留意が必要である。
一方、下値は10EMA(現在42,822円付近)が初期のサポートとして意識されやすく、これを割り込むと、42,188円までの短期調整が生じる可能性もある。

今後の短期トレンドの継続可否は、44,000円のブレイクの成否に大きく依存している。
今日の経済指標とイベント(8月20日)
- 11:00(日本時間)、ニュージーランド・NZ中央銀行政策金利
- 15:00(日本時間)、英・消費者物価指数(CPI)
- 18:00(日本時間)、ユーロ圏・消費者物価指数(HICP)
- 23:30(日本時間)、米・原油在庫
- 翌3:00(日本時間)、米・FOMC議事要旨
- 翌4:00(日本時間)、米・FRBボスティック理事講演
JPN225 Index 取引のための環境を知る
ThreeTraderのスプレッドやレバレッジ情報はこちらから。
⇒ 詳細を確認する