米政権が対中ソフトウェア輸出制限を検討しているとの報道を受け、米中関係の緊張が再燃。リスク回避姿勢が強まり、NYダウは一時460ドル超下落するなど軟調地合い。
ドル円は一目均衡表の基準線付近で反発し、次は転換線での支えが焦点。米長期金利で一時上昇する場面もあったが、リスクオフによる円買いも入り、方向感は限定的。
ビットコインは大幅下落、米政府機関の閉鎖長期化懸念や米中摩擦によるリスクオフが売りを誘発。ゴールドも持ち高調整の動きが続き、下押し圧力が優勢。
本日発表予定の米9月中古住宅販売件数は、今後の金利動向を示唆する指標として注目される。
前日価格変動TOP3
- XTIUSD +2.81%
- JPN225 -1.13%
- BTCUSD -2.82%
NY市場マーケットハイライト
- 米政権が対中ソフト輸出制限を検討と報道、米中首脳会談控え関係緊迫化の懸念浮上
- 米株は下落、米中摩擦警戒でダウは一時460ドル超下落し334ドル安
- ドル円、米金利上昇と対中緊張による円買いが交錯し終盤はほぼ横ばい
- ユーロドル反発、1.1622ドルまで上昇後にドル買いの流れを受け小緩む
- ポンドドル続落、英CPI鈍化で年内利下げ観測強まる
- ゴールドは続落、急騰後の持ち高調整続く
- 原油は続伸、EIA統計で予想外の在庫減少が支援
- ビットコイン続落、政府閉鎖長期化と米中リスクで売り優勢
米ドル/円(USD/JPY)テクニカル分析
ドル円の日足チャートを分析する。足元では下ひげを伴うローソク足が一目均衡表の基準線で反発し、持ち直す動きとなっている。基準線は横ばいだが、転換線は上向きかつ基準線より上方で乖離が広がり、上昇基調が維持されている。
価格は雲の上限から離れており、直近の雲のねじれによる影響は限定的と見られる。また、200日SMAは緩やかに下降しているが、現水準の下方にあり、長期的な下支えとなっている。
RSI(14)は60近辺で推移し、モメンタムは中立圏からやや強気に傾きつつある。
上値の目標は153.20円と153.80円、下値は150.50円と149.80円が意識される。

今後は転換線と基準線による支持の持続が焦点となる。
今日の経済指標とイベント(10月23日)
(※ 米政府機関閉鎖の影響により、米国指標の一部は発表中止・延期の可能性があります。)
- 21:30(日本時間)、加・8月小売売上高
- 21:30(日本時間)、米・失業保険申請件数
- 23:00(日本時間)、ユーロ圏・10月消費者信頼感
- 23:00(日本時間)、米・9月中古住宅販売件数
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(※この情報は市場の動向をご紹介するもので、投資の推奨や勧誘を行うものではありません。)

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