米中首脳が30日に会談予定との報道を受け通商摩擦緩和期待が高まり、市場心理を支援。これにより米株は前日比144ドル高と続伸し、堅調な米経済指標を背景にドルも上昇。
ゴールドは、新たな対露制裁強化による地政学的緊張を背景に下値は限定的で底堅く推移。原油も急騰した。
本日は米9月CPI、ミシガン大学消費者信頼感指数、PMIなど重要指標の発表が予定されており、FOMCの利下げ時期見通しに影響を与える可能性がある。米政府閉鎖の影響で一部発表延期の可能性にも留意が必要。
前日価格変動TOP3
- XTIUSD +4.19%
- BTCUSD +2.07%
- AUDJPY +0.77%
NY市場マーケットハイライト
- 米中首脳が30日に韓国で会談予定、今後の通商措置に注目
- カンザス連銀指数が予想外の改善、米中古住宅販売も予想通り増加でドル堅調に推移
- 米株ダウは前日比144ドル高で続伸、米中首脳会談報道も支援
- ドル円上昇、米長期金利上昇と好調な経済指標を背景に堅調推移
- ユーロドル続伸、ユーロ圏消費者信頼感指数が予想上回りユーロ買い優勢
- ゴールドは反発、地政学リスク意識を背景に底堅く推移
- 原油は続伸、トランプ政権による新たな対露制裁発表により急騰
- ビットコイン反発、リスク資産市場の下げ止まりと200日MAが後押し
- 相場のボラティリティ高まりなどを背景に、ヘッジファンド運用資産が過去最高水準に到達
ゴールド/米ドル(XAU/USD)テクニカル分析
ゴールドの日足チャートを分析する。上昇基調が続く中で転換線が下値を支えていたが、直近では大陰線により同線を明確に下抜けた。
その後のローソク足は上下に長いヒゲを伴い、方向感を探る値動きを見せている。上ヒゲは転換線とファン23.6%が交差する水準で上値を抑えられ、下ヒゲは4000.00ドルに重なる基準線およびフィボナッチファン38.2%水準で反発した。
RSI(14)は80台後半から徐々に低下し、現在は58後半で推移している。過熱感は徐々に後退しており、買い圧力が一服している。
上値目標は4218.75ドルおよび4284.20ドル、下値目安は4000.00ドル、次いで3929.70ドル付近が意識される。

今後は4000.00ドルの支持が維持されるかが焦点であり、この水準を割り込む場合は下方圧力が強まる可能性もある。
今日の経済指標とイベント(10月24日)
(※ 米政府閉鎖の影響により、米国指標の一部は発表中止・延期の可能性があります。)
- 8:30(日本時間)、日本・9月全国消費者物価指数(CPI)
- 15:00(日本時間)、英・9月小売売上高
- 16:30(日本時間)、独・10月購買担当者景気指数(PMI)
- 17:00(日本時間)、ユーロ圏・10月購買担当者景気指数(PMI)
- 17:30(日本時間)、英・10月購買担当者景気指数(PMI)
- 21:30(日本時間)、米・9月消費者物価指数(CPI)
- 22:45(日本時間)、米・10月購買担当者景気指数(PMI)
- 23:00(日本時間)、米・10月ミシガン大学消費者信頼感指数
- 23:00(日本時間)、米・9月新築住宅販売件数
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(※この情報は市場の動向をご紹介するもので、投資の推奨や勧誘を行うものではありません。)

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