ゴールドは5200ドル突破、節目超えの高値圏推移
関税不透明感と米製造業受注-0.7%への減速が重なり、資金はリスク資産調整と安全資産へシフト。ドルは弱含み、株・BTCはポジション調整色が強い。
ゴールドは5200ドル台へ上昇も、乖離拡大の一方でモメンタムは減速。上昇トレンドは維持しつつも、短期的には過熱と調整入りの可能性が意識される局面。
本日は米消費者信頼感指数に注目。景況感を通じた金利見通しの変化が、ドル・株・金の方向性に波及する可能性があり、結果次第で変動拡大に警戒。
前日価格変動TOP3
- XAUUSD +2.42%
- AUDJPY -0.62%
- BTCUSD -4.95%
マーケットハイライト
- 米製造業受注は-0.7%、11月+2.7%から減速が鮮明に
- 米ダウ反落、関税不透明感とNVIDIA決算待ちによるポジション調整から売り優勢
- 日経225反落、AI・半導体警戒と関税不透明感が重荷
- ドル円はやや円高基調、通商不透明感でリスク回避の円買い
- ユーロドルは堅調維持、米関税表明がドル売り要因
- ポンドドルも続伸、貿易政策不透明感でドル弱含み
- 豪ドルは上値重い、リスク回避と資源需要懸念意識
- ゴールドは5200ドル高値へ、関税・地政学リスクで安全資産買い
- 原油は軟調推移、急騰後の調整と需給不透明感が重し
- ビットコインは一時6万4000ドル割れ、関税懸念とリスク資産売りで軟調
ゴールド/米ドル(XAU/USD)テクニカル分析
ゴールド(XAUUSD)の日足チャートを分析する。
200SMAを+33%超上回る長期上昇構造の中、心理的節目である5000ドルを突破し、エンベロープ+30%水準まで価格が伸びている。上昇の勢いそのものは本物だ。
方で、ADX(20)は25を上回り+DI優位でトレンドの方向性は上を指しているが、その数値は低下傾向にある。Hurst指数(128)も0.5超を維持しながらも下落しており、モメンタムは「方向は上、加速は鈍化」と読み解くことができる。乖離の拡大とともに、調整局面に入る可能性も念頭に置く段階だ。
この局面で機能する目安が25EMAである。現在は上向きを維持し、並行するエンベロープも+20%から+25%へ切り上がっており、押し目候補として機能してきた。現状では、仮に調整が入っても、この水準を維持する限り上昇構造の前提は崩れない。ただし、4402.97ドルは直近下値として構造上の分岐点であり、ここを割り込むならば上昇構造の否定として扱いたい。

注視すべきは、長期線に対する価格の乖離が拡大を続けるか、次の上値目標として5598.11ドルをどこで視野に入れるか、そして25EMAが押し目として機能し続けるかの三点である。今のところ、全体的には上昇継続の構造を示している。
今日の経済指標とイベント(2月24日)
- Bitcoin for Corporations(2/24~25)
- 24:00(日本時間)、米・リッチモンド連銀製造業指数(2月)
- 24:00(日本時間)、米・コンファレンスボード消費者信頼感指数(2月)
※本記事の情報は市場の動向をご紹介するもので、投資の推奨や勧誘を行うものではありません。また、情報の正確性・完全性について保証するものではありません。
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