米株はFRBボウマン副議長の利下げ支持発言で堅調。中東ではイランの米軍攻撃も限定的で、原油は78ドル台から急落し68ドル台に下落。
ドル円は一時148円台も反落、ユーロドルはドル売り優勢で上昇。NZD/USDは一目均衡表の雲で反発も上値重く、ストキャスやCCIは弱含み。雲上限を割り込めば0.58771ドルが次の下値目処。
今晩はパウエルFRB議長らの発言に注目。
前日価格変動TOP3
- BTCUSD +3.85%
- GBPJPY +0.61%
- XTIUSD -8.52%
NY市場マーケットハイライト
- 米株式市場は堅調、FRBボウマン副議長の利下げ支持発言が支援材料に
- イランが米軍基地攻撃も限定的、トランプ大統領は中東の緊張緩和に期待感を示す
- 原油供給の要所・ホルムズ海峡の封鎖懸念で、輸送船は迂回対応
- 原油は一時78ドルを上回るも急落、68ドル台まで下げ幅を拡大
- 冷蔵庫などの白物家電に50%追加関税、鉄鋼派製品として適用対象に追加
- ドル円反落、一時148円台に上昇もドル売りの流れで反落
- ユーロドルは上昇、中東紛争懸念の一時的な後退でドル売り優勢
- NZDUSDは一目均衡表の雲で反発も、オシレーター系の弱さに注意
- ビットコインは5日ぶりに反発、10万ドルを中心に押し目買い
NZドル/米ドル(NZD/USD)テクニカル分析
NZドル/米ドル(NZD/USD)の日足チャートを分析する。NZD/USDは年初からの上昇基調を維持してきたものの、足元では調整色が強まっている。現在はローソク足の長いヒゲが一目均衡表の雲に跳ね返されており、雲を意識した動きになっていることに注目。また、転換線が基準線に接近していることからもトレンドの減速が強まっていることが理解できるだろう。
オシレーター系ではストキャスティクスが20近くで若干の戻しが見られるものの、CCIは-200を下回るなど、上昇モメンタムの鈍化を示している。
また、転換線・基準線がローソク足の上部で抑えており、トレンド転換の有無は慎重な見極めが必要。

今後は、一目均衡表の雲近辺での値動きが、直近の方向性を判断する上で重要なポイントとなる。雲上限を割り込むと、0.58771ドルや0.58536ドル付近が次のサポートとして意識されるだろう。
今日の経済指標とイベント(6月24日)
- 21:30(日本時間)、カナダ・消費者物価指数
- 22:00(日本時間)、ラガルドECB総裁発言
- 23:00(日本時間)、英・中銀ベイリー総裁発言
- 23:00(日本時間)、米・パウエルFRB議長発言
- 23:00(日本時間)、米・消費者信頼感指数