豪ドル円、上昇トレンド内の調整局面で109.37円近辺が焦点
中東情勢の停戦期限を控え、リスク選好と警戒感が併存する地合いとなっている。原油やゴールドなど地政学リスクに敏感な資産は、ヘッドライン次第で振れやすい神経質な値動きが続いている。
豪ドル円は中期上昇トレンドを維持しつつ、足元は調整圧力が優勢で短期モメンタムが鈍化している。中東情勢とリスク選好が交錯するなか、豪ドル円は上昇トレンド内で109円台前半のサポートを試す局面。
本日は欧州サービスPMI改定値が独・ユーロ圏・英で連続して公表される。欧州通貨の短期的な売買が活発化するため、指標発表時の急変動に注意。
前日価格変動TOP3
- BTC/USD(ビットコイン/米ドル) +3.43%
- JPN225(日経225) +1.30%
- NZD/JPY(NZドル/米ドル) +0.57%
マーケットハイライト
- 中東情勢は停戦観測と警戒感が混在し、ヘッドライン主導の展開
- 米3月ISM非製造業は54.0と予想下振れも、価格指数70台高止まりでインフレ再燃懸念強まる
- 米株は堅調、米中東停戦交渉進展への期待感がリスク選好を後押し
- 日経225続伸、米株高とリスク選好の流れが波及し日本株を下支え
- ドル円続伸、米株堅調と円売り優勢で159円台後半のドル高地合い
- ユーロ・ポンドは米ISM受けたドル買い一服で反発
- 豪ドルは上昇、リスク選好の流れを背景に対ドルでも堅調
- ゴールドは続落、株高とドル高で逃避需要は後退
- WTI原油は113ドル近辺へ上昇、中東緊張の継続を背景とした供給不安が相場を下支え
- ビットコインは大幅続伸、リスク選好の回復を背景に7万ドル近辺まで値を戻す
豪ドル/円(AUD/JPY)テクニカル分析
豪ドル円の日足は、中期的な上昇トレンドを維持しつつ、足元では調整圧力が強まっている局面にあるとみられる。
短期の回帰線(LinReg20)は下向きに傾斜し、価格はその下側で推移していることから、短期的な売り優勢の地合いが続いている。一方で、中期の回帰線(LinReg50)はなお上向きを維持しており、現時点では中期上昇構造の中での調整として整理しやすい。
直近の焦点は109.37円である。この水準は過去に相場の転換点として機能した経緯を持ち、現在も構造維持の可否を測る重要な節目として意識されやすい。現在値はこの近傍に位置しており、この水準に対する市場の反応が目先の構図を確認するうえで重要である。
また、ボラティリティは縮小傾向にあり、価格変動が抑制された状態が続いている。これは市場が方向感を模索する過程にあることを示唆し、エネルギーが抑制された局面と捉えることができる。

109.37円を維持する場合には、上昇基調への回帰を模索する展開となりやすく、その場合の上値目安として111.75円や113.30円が意識される。一方で、この水準を明確に下回る場合には調整の広がりが意識され、108.40円から107.10円にかけての下値帯が次の参照水準となる。現局面は、この分岐点の評価が短期の方向性を左右する構図にある。
本日の経済指標とイベント(4月7日)
- 16:55(日本時間)、ドイツ・サービス部門購買担当者景気指数(3月PMI改定値)
- 17:00(日本時間)、ユーロ圏・サービス部門購買担当者景気指数(3月PMI改定値)
- 17:30(日本時間)、英・サービス部門購買担当者景気指数(3月PMI改定値)
- 21:30(日本時間)、米・耐久財受注(2月)
※本記事の情報は市場の動向をご紹介するもので、投資の推奨や勧誘を行うものではありません。また、情報の正確性・完全性について保証するものではありません。
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