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ドル円、160円回復焦点にトレンド継続を見極め

市場分析
安藤修安藤修
ドル円、160円回復焦点にトレンド継続を見極め

2週間の中東停戦合意を受け原油価格が急落し、96ドル台で推移。3月FOMC議事録がインフレ・雇用双方のリスクを明示し一部で利上げ議論にも触れたことから、Fed政策の方向性は依然として不透明。

ドル円は上昇構造を維持しながらも短期モメンタムの鈍化が顕在化しており、160円台回復の可否が焦点となる。157.5円を維持できれば調整範囲に収まると整理する。

本日は米コアPCE、GDP確定値、新規失業保険申請が同時刻に集中。停戦の脆弱性と重要指標集中が重なり、方向感が定まりにくい可能性がある。

前日価格変動TOP3

  • JPN225(日経225)                          +5.55%
  • BTC/USD(ビットコイン/米ドル)   +2.92%
  • XTI/USD(WTI原油/米ドル)             -13.02%

マーケットハイライト

  • 中東停戦合意で地政学リスクは一服、トランプ大統領がイラン攻撃2週間の停止表明
  • 3月FOMC議事録はインフレと雇用の両リスクに言及し、一部で将来の利上げ検討にも触れた
  • ドル指数(DXY)は99台へ続落、米利下げ観測とドル全面調整が共存
  • 米株上昇、中東停戦合意への期待とエネルギー価格の下落を好感し買いが優勢
  • 日経225は大幅上昇、米株高と先物の騰勢を受け一時5.7万台の最高値圏
  • ドル円続落、ドル全面安と地政学リスク後退による円買いが波及
  • ユーロ・ポンド・豪ドルは上昇、地政学リスク後退に伴うドル売りが支援
  • ゴールドは続伸、停戦報道で一時急落するも長期的なインフレ懸念が下支え
  • WTI原油は急落、停戦合意による供給遮断リスク後退で一時91ドル台まで下落
  • ビットコイン反発、リスク選好の回復を背景に7.1万ドル台まで水準を切り上げ

米ドル/円(USD/JPN)テクニカル分析

ドル円(USD/JPY)の日足は、中期的な上昇トレンドを維持しつつ、その持続力が短期的に試されている局面にある。LinReg slope(50)が上向きを保っているため、大きな流れとしての上昇構造はなお温存されているが、短期の勾配は鈍化しており、モメンタムは一服感が意識される状況である。

現状の価格は直近の節目である160.00を下回って推移しており、この水準を明確に回復できるかどうかが、上昇トレンド再加速の可否を測る重要な判断材料となる。160.00を上抜けて定着する場合には、次の上値目安として161.00近辺が意識されやすく、その先では2024年7月3日高値の161.95がターゲットとして注目される。

他方で157.50近辺は短期調整が上昇構造の範囲内にとどまるかどうかを見極める水準として意識されやすく、この水準を維持できる限り、今回の動きはあくまで上昇トレンド内部の調整局面と整理しやすい。

しかし、157.50を明確に割り込む場合には、調整が一段深まり、構造支持帯とされる156.50近辺の検証へ移行する可能性が高まる。その場合、中期的な上昇構造そのものの信頼性について、中期的な上昇構造の信頼性に疑問が生じやすい水準となる。

【USDJPY/日足チャート】

したがって、現局面は方向転換が既に生じた局面ではなく、160.00の回復と157.50の維持という二つの水準を通じて、上昇トレンドの正当性と今後の持続力が価格によって検証されている段階にあるといえる。

本日の経済指標とイベント(4月9日)

  • 15:00(日本時間)、ドイツ・鉱工業生産(2月)
  • 21:30(日本時間)、米・個人所得(2月)
  • 21:30(日本時間)、米・個人消費支出(2月コアPCE)
  • 21:30(日本時間)、米・実質国内総生産(四半期GDP確定値)
  • 21:30(日本時間)、米・新規失業保険申請件数

※本記事の情報は市場の動向をご紹介するもので、投資の推奨や勧誘を行うものではありません。また、情報の正確性・完全性について保証するものではありません。

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