FRBでは一部理事が0.5%利下げに言及も多数は慎重姿勢。12月FOMCの利下げペース見通しは依然不透明。これを受け米長期金利は高止まりが続き、市場のリスク選好改善は限定的。
ビットコインは再び安値を試す展開。FRB高官の慎重姿勢がリスク資産売りを促し、調整局面が続行。
日経225は急騰が継続し、RSIは過熱圏に入っている。短期的な調整リスクには警戒が必要。
本日は米JOLTS求人、米製造・耐久財受注が発表予定。結果次第で米利下げ観測に影響を及ぼす可能性あり。ただし、政府機関閉鎖による一部指標の中止・延期に留意。
前日価格変動TOP3
- JPN225 +0.53%
- USDCHF +0.40%
- BTCUSD -2.77%
NY市場マーケットハイライト
- ミラン理事0.5%利下げを主張もFRB内では利下げ慎重姿勢が優勢、12月FOMC利下げ見通しに不透明感
- 米株まちまち、持ち高調整でダウ226ドル反落もハイテク株買いでナスダック109pt続伸
- ドル円小幅上昇、米長期金利が高止まりする中でFRB高官のタカ派発言が下値を支える
- ユーロドル続落、米長期金利上昇によるドル高で下値を探る展開
- ゴールドは反発、地政学的リスクへの警戒感が残り小幅に上昇
- 原油は続伸、OPECプラスの据え置き計画を好感
- ビットコイン続落、FRB高官らの利下げ慎重姿勢でリスク資産に売り圧力
日経225(JPN225 Index)テクニカル分析
日経225の日足チャートを分析する。心理的節目である50,000ptを明確に上抜けた後、急騰相場が続き、直近では10日移動平均線(SMA)との乖離が拡大している。
ローソク足はフィボナッチチャネルの各刻みを意識しているように上昇を継続し、現在は100%ライン付近で推移している。
RSI(14)は75台後半と過熱圏まで上昇しており、短期的な調整の可能性には留意が必要である。
上値の目標は53,520ptおよび54,100pt、下値では50,960ptが目安となり、50,000ptは支持帯として機能する可能性がある。

現時点では、RSIの過熱感がどのように解消されるかが焦点となる。価格調整による一服か、時間をかけた持ち合いで吸収されるかによって、上昇トレンドの持続力が見極められる局面にある。
今日の経済指標とイベント(11月4日)
(※米政府機関閉鎖の影響により、米国指標の一部は発表中止・延期の可能性があります。)
- 12:30(日本時間)、豪・中銀政策金利
- 16:40および19:00(日本時間)、ユーロ圏・ECBラガルド総裁発言
- 20:35(日本時間)、米FRBボウマン副議長発言
- 22:30(日本時間)、米・貿易収支
- 24:00(日本時間)、米・JOLTS求人件数
- 24:00(日本時間)、米・製造業新規受注
- 24:00(日本時間)、米・耐久財受注
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(※この情報は市場の動向をご紹介するもので、投資の推奨や勧誘を行うものではありません。)

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