ドル円は、日米金利差および堅調な米指標を背景に150円台後半、約4ヶ月ぶりの高値
ユーロドルは下落トレンド継続も一時下げ止まり。テクニカル下支えで反転の兆しを模索
本日21:30発表の米雇用統計はFRBの金融政策見通しに直結しドル相場の変動要因に
前日価格変動TOP3
- EURJPY +0.93%
- USDJPY +0.82%
- XTIUSD -1.31%
NY市場マーケットハイライト
- 米国の新たな相互関税率は8月1日で発効、大統領署名で正式決定
- トランプ大統領は利下げ見送りを受けパウエル議長を再度非難、FRB独立性への懸念が再燃
- 日銀は政策金利を据え置き、物価見通し上方修正も利上げは見送り
- 米株軟調、利下げ観測後退でダウ330ドル安
- ドル円一段高、堅調な米指標と金利差を背景に150円台後半へ上昇
- ユーロドル小幅反発、米利下げ観測後退と経済指標上振れで上値は重い展開
- ゴールドは反発、新関税期限が迫り不確実性が強まる
- 原油は反落、ドル高圧力と在庫増示唆報道が背景
- ビットコイン続落、早期利下げ観測後退で軟調継続
ユーロ/米ドル(EUR/USD)テクニカル分析
ユーロドルの日足チャートを分析する。ローソク足は、エンベロープの中心線にあたる21EMA、さらに−1%付近で交差する52EMAも下回って推移しており、短期的には下落基調が継続している。
直近では、−2%に相当する1.1399ドルで下げ止まりの動きが見られたが、RSIは34付近と中立圏下方にあり、買いの勢いは限定的と判断される。
上値は1.1491ドルおよび1.1548ドルが戻り局面として意識される水準である。一方で、1.1347ドルを割り込んだ場合は、次の下値支持として1.1229ドル付近までの下落余地が広がる可能性がある。

今後52EMAを上抜け、RSIが中立圏を回復する展開となれば、下落基調にも変化の兆しが現れる可能性がある。
今日の経済指標とイベント(8月1日)
- 18:00(日本時間)、ユーロ圏・消費者物価指数(HICP)
- 21:30(日本時間)、米・雇用統計
- 23:00(日本時間)、米・ISM製造業指数