JPN225は軟調、米3連休前の売り圧力も25SMAで下げ渋る

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7月コアPCEは前月比+0.3%、前年比+2.9%で予想通りも、シカゴ景況感・ミシガン指標の下振れで、FOMCの9月利下げ見通しは引き続き維持される。

JPN225 Index(日経平均)は米国市場の祝日を前にしたポジション調整や、米半導体株の軟調に連動する形で2%近く下落。日足チャートでは下落基調が継続も、25SMAで下げ渋る展開。

本日は米加市場は祝日(レイバーデイ)で休場。欧州ではPMIや失業率の発表が予定されており、ユーロ圏景気の先行き見通しと金融政策スタンスを探る材料として注目される。

前日価格変動TOP3

  • XAUUSD   +0.91%
  • BTCUSD   +0.65%
  • JPN225      -1.89%

NY市場マーケットハイライト

  • 7月コアPCEは予想通り、他指標は下振れで利下げ見通しは維持
  • 米株軟調、AI関連の不透明感で投資家心理に重荷
  • ドル円小幅反発、米3連休前の持ち高調整で円売り優勢
  • ユーロドル続伸、米経済指標の下振れでドル売り加速
  • 原油は反落、OPECプラス増産観測で需給緩和懸念で売り優勢に
  • ゴールドは大幅続伸、米利下げ観測を背景に最高値更新

JPN225 Index(日経平均株価)テクニカル分析

JPN225の日足チャートを分析する。直近のローソク足は10日移動平均線(10SMA、青色)で上値を抑えられており、株価が上がりにくい状況が意識されている。

一方で、中期的には25日移動平均線(25SMA、緑色)が下値を支えてきた。現在のローソク足も25SMA付近で下げ止まる形となっている。

オシレータ指標であるRSI(14)は50付近に近づいており、ここから押し目買いが入りやすくなる可能性もある。反発が起きた場合、4万2970円や4万3750円が戻りの目安となる。一方で、下に抜けた場合は4万1400円や4万620円が次の下値候補として意識される。

【JPN225 Index/日足】

中期チャネル(オレンジ色)の下限まではまだ余地が残っている。ただし、現状の価格帯は10SMAと25SMAの間に挟まれており、今後は25SMAを明確に割り込むかどうかが大きな注目点となる。

今日の経済指標とイベント(9月1日)

  • 米・休場(祝日)
  • 加・休場(祝日)
  • 16:55(日本時間)、独・製造業購買担当者景気指数(PMI)
  • 17:00(日本時間)、ユーロ圏・製造業購買担当者景気指数(PMI)
  • 18:00(日本時間)、ユーロ圏・失業率

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