米11月ミシガン大学消費者信頼感指数は50.3と予想(53.1)を大幅に下回り、2022年6月以来の低水準。7日発表予定の米雇用統計は異例の2カ月連続見送りで、政府閉鎖長期化による市場の不透明感が拡大。
ドル円は上昇基調を維持しつつも、154.30円付近で反転サインが出現し、短期的に上値の重さが意識される展開。本日は日銀金融政策決定会合(10月分)の主な意見が公表予定で、円相場への影響に注目。
前日価格変動TOP3
- BTCUSD +2.30%
- CADJPY +0.74%
- XAUUSD +0.61%
マーケットハイライト
- 11月ミシガン大信頼感指数、50.3と予想(53.1)下回り約3年半ぶりの低水準。景況感悪化でドル軟化
- 10月米雇用統計は異例の2カ月連続で公表見送り。主要経済指標の欠如が市場の不透明感を増大
- 米ダウは74.8ドル高、ミシガン指数悪化で一時400ドル超安も米政局進展期待で反発
- ドル円反発、政府閉鎖回避期待を手がかりに上昇するもミシガン指数悪化で上値は限定的
- ユーロドル続伸、米指標低調とドル軟調地合でユーロ買い進む
- ゴールドは小幅上昇、ドル安と政府閉鎖警戒で安全資産需要高まる
- 原油は小幅反発するも、航空便削減の影響で需給不透明感が重し
- ビットコイン上昇、米政府閉鎖懸念も月曜日未明から値動きが活発化
米ドル/円(USD/JPY)テクニカル分析
ドル円の日足チャートを分析する。価格は、上昇チャネルに沿って緩やかに推移しており、10日・25日SMAも200日SMAの上方で推移していることから、中期的な上昇基調は維持されている。
一方で、チャネルの節目となる154.30円付近で反転サイン(Fractals)が2度出現しており、短期的な転換リスクに注意が必要な状況となっている。足元では10日SMAがローソク足の上値を抑えており、短期的には上値の重さが意識されやすい。
RSI(14)は66付近から58後半に低下し、モメンタム面では買い圧力の一服が確認される。
上昇シナリオでは154.70円や155.50円が上値目標となり、反落時には151.90円や151.00円が目安となる。なお、150.00円を下抜けた場合は、調整局面が長くなる可能性が想定される。

現時点では上値の重さが意識される中で、調整がどの程度続くかが注目される。
今日の経済指標とイベント(11月10日)
- 8:50(日本時間)、日本・日銀金融政策決定会合(10月29-30日分・主な意見)
- 14:00(日本時間)、日本・景気先行指数(9月CI)
※本記事の情報は市場の動向をご紹介するもので、投資の推奨や勧誘を行うものではありません。また、情報の正確性・完全性について保証するものではありません。
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