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ドル円は155円台に到達、トレンド維持か転換か

市場分析
安藤修安藤修
ドル円は155円台に到達、トレンド維持か転換か

米国株式市場は堅調さを維持し、ダウ平均は小幅ながら続伸して史上最高値を更新した。ナスダックも207ポイント高とハイテク株主導で上昇した。

債券市場では、中国当局による米国債保有抑制に関する報道を背景に、需給の緩みが意識され、米10年債利回りは4.25%近辺まで上昇した。

ドル円は米長期金利の高止まりを背景に底堅いが、テクニカル的には過熱感が一服し、調整を交えつつ水準を固める局面にある。

本日は22時30分に米12月小売売上高と雇用コスト指数が発表される。個人消費の強弱と賃金動向はインフレ見通しに直結し、米金融政策の重要材料として注目される。

前日価格変動TOP3

  • XAUUSD   +2.22%
  • XTIUSD     +1.36%
  • JPN225     +1.23%

マーケットハイライト

  • ハセットNEC委員長が低い雇用者数想定に言及しドル売り優勢、主要通貨でドル安進行
  • ラガルドECB総裁、インフレ2%安定見通しも状況は不透明と指摘
  • 米株堅調、ダウ平均は小幅続伸し史上最高値更新・ナスダックは207ポイント高
  • 日経225は5万7000台、市場が政権安定を評価し過去最高値を更新
  • 米10年債利回りは4.25%近辺へ上昇、中国当局の米国債保有抑制報道を意識
  • ドル円は155円台後半、対ドルで一時2円近い円高が進行
  • ユーロドル続伸、ECBインフレ見通し発言後も下値は堅い
  • ゴールドは続伸、ドル安を背景に代替投資先として買い進む
  • 原油は続伸、地政学リスクの緊張継続観測で買いが優勢
  • ビットコインほぼ変わらず、下落局面での押し目買いで7万ドル台を回復

米ドル/円(USD/JPY)テクニカル分析

ドル円の日足チャートを分析する。現在の相場は、中期的な上昇トレンドが続く中で急落が入り、その後の戻りを試す調整局面にある。

直近のローソク足は長い陰線となり、157.66円付近から押し戻される形で下落した。ただし、エンベロープの+3.5%ライン付近で下げ止まって引けている。今回の調整はこれまで上昇を牽引してきた+4.5%以上の「推進帯」から、過去にも反発の起点となった+3.5%水準への押し戻しであることがわかる。

移動平均線を見ると、価格が21EMAを下回っており、短期的には売り手がやや優勢な状況である。一方で、200SMAは現在の価格よりかなり下に位置しているため、中長期的な上昇の流れそのものは崩れていない。

CCI(20)は−248付近の深い売られすぎ水準から0付近まで回復しており、下落の勢いはいったん落ち着いている。ただし、再び上昇に転じるような力強さはまだ見られない。

価格の節目としては、現在下げ止まっている+3.5%水準(156円台)が最も重要な分岐点である。ここを下抜けた場合、次の下値メドは+3.0%付近に位置する154.70円となる。さらに調整が深まれば、直近安値の152.10円が下値の限界ラインとして意識される。一方、上値の目安はローソク足高値の157.66円である。

【USDJPY/日足チャート】

現時点では、+3.5%水準を守れるかどうかが相場の方向性を決めるカギとなっている。この水準で反発できれば、上昇トレンド内の健全な調整にとどまる。しかし、下抜けてしまう場合は、単なる調整ではなく本格的な下落局面に移行するリスクが高まる。

今日の経済指標とイベント(2月10日)

  • 22:30(日本時間)、米・小売売上高(12月)
  • 22:30(日本時間)、米・雇用コスト指数(四半期)

※本記事の情報は市場の動向をご紹介するもので、投資の推奨や勧誘を行うものではありません。また、情報の正確性・完全性について保証するものではありません。

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