日経225、過熱領域近辺での推移続く
米FOMC議事要旨では利下げ継続と据え置きの両論が併存し、政策判断の不確実性が意識された。加えて、NY連銀が1月にドル円のレートチェックを実施していたことも判明し、当局関与観測が浮上。
日経225は上昇推移し、過熱圏近辺での高値もみ合いが継続。長期移動平均からの乖離率は高止まりし、過熱感の未解消が急落リスクを内包する。
本日は米2月フィラデルフィア連銀景況指数、新規失業保険申請件数などが予定される。景気データの強弱が金利・ドル方向性に影響を及ぼす公算
前日価格変動TOP3
- XTIUSD +4.46%
- XAUUSD +2.08%
- BTCUSD -2.00%
マーケットハイライト
- FOMC議事要旨でNY連銀が1月にドル円レートチェック実施、米財務省の指示
- FOMCで利下げ巡り当局内に温度差、利下げ継続と据え置き論併存
- ECBラガルド総裁の早期退任観測、独メルツ首相が次期総裁に独人推薦示唆
- 米鉱工業生産は0.7%増で3カ月連続改善、耐久財受注は-1.4%と減少も予想上回る
- 米住宅着工件数は予想上回り6.2%増、昨年7月来で最高
- 米株続伸、ハイテク・金融株高が指数押し上げ
- 日経225続伸、アジア時間に続きNY市場の堅調さが支え
- ドル円反発、米利回り上昇受け円安進行
- ユーロドルは反落、米指標堅調でドル買い優勢
- NZドル反落、RBNZ金利2.25%据え置きで想定ほどタカ派示唆せず
- ゴールドは反発、地政学不透明感で安全資産買い
- WTI原油は急伸、露ウクライナ協議進停滞とイラン緊張が材料
- ビットコインは一時6.6万ドルを下回る、FRB利下げ期待後退で下押し圧力継続
日経225(JPN225 Index)テクニカル分析
日経225の日足チャートを分析する。ローソク足は58,571pt到達後は56,500pt上で推移し、高値圏でのもみ合いが続いている。58,571ptはケルトナーチャネル+15.0%水準であり、過去10年でわずか3回しか到達していない過熱域だ。
注目すべきは、到達後の下落底値が回を追うごとに切り上がっている点だ。1回目は260EMAまで急落、2回目はATR+6.0付近、3回目はATR+8.0付近と、着地点が上方シフトしている。強気に解釈すれば市場の構造的な上方変化を示すが、逆に見れば過熱が毎回十分に解消されないまま次の過熱へ進んでいるとも読める。歪みが蓄積し続ければ、バネが限界に達したときの反動は過去3回より大きくなる可能性がある。
260EMAは上向きを維持しているが、ZScore(260)とMA Deviation(260)はともに高水準で高止まりしたままだ。この長期乖離が解消されていない事実は、緩やかな調整シナリオと同時に、急落リスクを支持する根拠でもある。

上方向では58,571ptの明確な上抜けで上昇再加速、下方向では56,500pt割れでATR+9.0(54200pt付近)への調整、あるいは蓄積された歪みが一気に解放される急落の3つのシナリオを想定する。現局面は強気・弱気どちらとも断定できない分岐点であり、56,500ptの攻防とブレイクの方向を慎重に見極めたい。
今日の経済指標とイベント(2月19日)
- 9:30(日本時間)、オーストラリア・雇用統計(1月)
- 22:30(日本時間)、米国・フィラデルフィア連銀製造業景気指数(2月)
- 22:30(日本時間)、米国・新規失業保険申請件数
- 22:30(日本時間)、米国・貿易収支(12月)
- 24:00(日本時間)、米国・住宅販売保留指数(1月)
※本記事の情報は市場の動向をご紹介するもので、投資の推奨や勧誘を行うものではありません。また、情報の正確性・完全性について保証するものではありません。
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