米上院が政府再開法案の手続きに合意したことで市場に安心感が広がった。ダウ平均は385ドル超上昇。ドル円も米金利の上昇とともに続伸した。
日経225は、先週5万ptの水準を再テストし底堅さを確認。調整局面から持ち直しの動きを見せた。
本日は米国とカナダが休場。為替市場ではアジア・欧州の指標に注目が集まり、日本の国際収支、英国のILO失業率、ドイツのZEW景況感指数が短期的な変動材料となる。
前日価格変動TOP3
- XAUUSD +2.74%
- JPN225 +1.56%
- BTCUSD +1.31%
NY市場マーケットハイライト
- 米上院が9日に政府再開法案の手続きを可決、政府閉鎖解除への期待で市場に安心感
- 米株式相場堅調、ダウ平均が385ドル高超・ナスダックもハイテク株主導で大幅高に
- ドル円続伸、米政局進展期待と米金利上昇でドル買い優勢
- ユーロドル強含み、欧州株高を背景に一時上昇も上値余地には慎重な見方
- ゴールドは急騰、安全資産需要が継続し4110ドル近辺まで上昇
- 原油は続伸、供給逼迫懸念と需要見通しが交錯する中で買われる
- ビットコイン続伸、米政府再開期待でリスク選好ムードに
- ロンドン株は史上最高値を更新、アジア株高と米政府再開期待が投資家心理を支援
JPN225 Index(日経225)テクニカル分析
JPN225 Index(日経225)の日足チャートを分析する。10月下旬に50000ptを上抜けた後、先週の再テストにより同水準の底堅さを示唆する動きが見られる。
現在のローソク足は、5日・6日高値水準(51200pt近辺)に位置する10日SMAに上値を抑えられる形となっており、短期的な反発の勢いが試される局面にある。
RSI(14)は75付近から62台半ばに推移し、過熱圏からの調整を経て一服感が見られる。
取引量の変化(ティックベース)を基に売買圧力の強弱を示すChaikin Oscillator(CHO)が、価格に対して上昇ダイバージェンスを描いており、反転を示唆するサインが現れている。
当面の上昇局面では52440ptおよび53130ptが目標となる一方、下落再開時には50000pt、さらに48440ptが下値の目安となる。

現時点では反発の兆しはあるものの、トレンド転換を確認するにはもう一段の動意が求められる局面と言える。
今日の経済指標とイベント(11月11日)
- 米・休場
- 加・休場
- 8:50(日本時間)、日本・国際収支(9月)
- 16:00(日本時間)、英・ILO失業率(9月)
- 19:00(日本時間)、独・ZEW景況感指数(11月)
※本記事の情報は市場の動向をご紹介するもので、投資の推奨や勧誘を行うものではありません。また、情報の正確性・完全性について保証するものではありません。
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