日経225は上昇トレンドが試される局面、5万pt維持が焦点
米欧主要市場は引き続きクリスマス休暇の影響下にあり、市場参加者の少ない状態が続く。流動性の低下により、通常時と比べて値動きが断続的・不安定になりやすい環境は変わらない。
海外市場が休場する中、東京市場は通常取引となる。年末特有のフローや日銀関連報道への反応が相対的に意識されやすく、日本市場主導の値動きとなる可能性がある。
主要国は引き続きクリスマス休暇の影響を受ける。重要指標の発表は限定的で、市場は薄商いの中で断続的な値動きとなりやすい点に留意したい。
日経225は上昇トレンドが試される局面、5万pt維持が焦点。
休場期間中に意識される主要テーマ
- 米7-9月期GDPの上振れを背景に、米国景気の底堅さに対する評価は維持されたまま年末を迎えている。金融政策見通しに大きな修正は見られないものの、成長面での安心感はドル相場の下支え材料として意識されやすい。
- 一方で、米国の対外制裁強化観測や中東情勢など、地政学リスクは解消されていない。市場参加者が少ない中では、ヘッドライン主導で安全資産が選好される場面も想定される。
- 全体としては、クリスマス休暇による取引量減少が引き続き市場環境の前提となる。
マーケットハイライト
- 為替市場では、金利・政策要因の綱引きが続く。米国の成長評価を背景にドルは底堅さを保つ一方、日本当局による円安是正への警戒感は依然として残る。ユーロは景気見通しと長期金利動向が支えとなるものの、積極的な上値追いは限定的となりやすい。
- 株式市場では、リスク選好の流れ自体は大きく崩れていない。ただし休暇中で新規ポジション構築の動きは鈍く、指数は方向感に欠ける展開が想定される。国内では日経225が年末相場の中で5万pt維持を試す展開となっており、海外休場下での日本株の方向感が注目される
- 商品市場では、原油が米景気の底堅さを背景とした需要期待と、供給面の不透明感に支えられやすい。金は地政学リスクと低流動性環境を背景に、高値圏での推移が意識される。
- 暗号資産市場では、主要市場休場による流動性低下の中、慎重なスタンスが続く。ビットコインは強弱材料が交錯しており、明確な方向感を欠いた推移が想定される。
日経225(JPN225 Index)テクニカル分析
日経225指数の週足チャートを分析する。バンドウォークを伴う上昇局面を経て、足元では価格が横ばいに移行し、上昇の勢いは一服した構図である。
ローソク足はボリンジャーバンドのミドルライン近辺で推移し、上限からの乖離縮小が進むことで、トレンドの継続力が試される位置関係にある。
MACDは高水準を維持しつつもデッドクロスが確認され、モメンタムの減速が示唆される。一方、RSIは66と買い優勢を保っており、急激な失速感は見られない。
上値は直近高値52,658が意識され、ここを明確に上抜けられるかが次の焦点となる。下値は50,000の節目および48,000付近の維持可否が流れを左右する。

現段階では、持ち合いからの放れ方向を見極める局面にある。
今日の経済指標とイベント(12月26日)
- 主要国祝日(ボクシングデー等)※主要市場休場
- 8:30(日本時間)、日本・失業率(11月)
- 8:50(日本時間)、日本・鉱工業生産(11月)
※本記事の情報は市場の動向をご紹介するもので、投資の推奨や勧誘を行うものではありません。また、情報の正確性・完全性について保証するものではありません。
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