ユーロドル、上昇一服後の調整局面で反発余地と押し戻しが交錯
クリーブランド連銀総裁が金利を中立水準で暫く維持する可能性を示唆し、金融引締めのさらなる進行観測は後退。雇用統計発表を控え様子見が強まり、米長期金利は低下基調、ダウ平均は小幅高にとどまった。
ユーロドルは急騰後の調整局面が続いており、価格はケルトナーチャネル上限から内側へ回帰中。短期的には過熱修正が進行している。
日本時間22時30分発表の米雇用統計が本日最大の焦点。結果次第で為替・株式・商品市場全体のボラティリティが拡大し、短期的な調整・戻しどちらにも振れる急変動相場が想定される。
前日価格変動TOP3
- BTCUSD -2.30%
- GBPJPY -1.38%
- AUDJPY -1.29%
マーケットハイライト
- クリーブランド連銀総裁、政策金利は中立水準で当面据置きの可能性示唆
- 米株は続伸、ダウ平均は52ドル高も雇用統計控え様子見ムード
- 日経225は大幅続伸、衆院選後の海外勢買いが継続
- ドル円続落、米指標下振れ受け米長期金利低下とドル売り先行
- ユーロドル反落、米連銀総裁の金利据置き支持発言でドル売り一服
- ゴールドは反落も5,000ドル水準を維持、直近上昇分を一部調整する動き
- 原油は反落、米イラン情勢巡り地政学リスクを見極め
- ビットコインは続落、7万ドル台を維持できず推移
- FRBのウォラー理事、トランプ政権発足後のBTC陶酔感後退に言及
ユーロ/米ドル(EUR/USD)テクニカル分析
ユーロドル(EUR/USD)の日足チャートを分析する。現在の相場は、急激な上昇のあとの調整局面にある。
1月後半に長い陽線を伴って一気に上昇し、ケルトナーチャネル(移動平均を中心に、一定の変動幅を帯状に表示するテクニカル指標)のATR倍率+7.0付近まで到達した。この時点で価格は、長期移動平均線である200EMA(ケルトナーチャネルのミドルライン)から大きく上方に離れており、平均的な値動きに対して上昇スピードが先行していたことが分かる。
その後、+3.0水準の1.1766まで押し戻されたが反発し、現在は+5.0水準の1.1927から小幅に反落している。
BullsPowerでは、上昇を支える力が徐々に低下し、ダイバージェンスが発生している。同様に、CCI(価格が平均的な値動きからどの程度離れているかを統計的に測る指標)からも過熱感の後退が確認できる。一時290まで上昇し極端な過熱状態にあったが、現在は75台まで低下しており、価格が平均水準に向かって戻りつつあることが確認できる。
以上を踏まえると、現在の相場は通常の変動範囲へ戻る途中にあり、各種指標の勢いも弱まっている局面である。

ただし、急騰からの調整が進み、急騰直前の安値のATR+1.0水準に当たる1.1578を明確に下抜けた場合、200EMAへの回帰が視野に入り、上昇の流れそのものが一段落する可能性も高まる。
今日の経済指標とイベント(2月11日)
- 日本・休場(建国記念の日)
- 22:30(日本時間)、米・雇用統計(1月)
- 24:30(日本時間)、米・原油在庫
※本記事の情報は市場の動向をご紹介するもので、投資の推奨や勧誘を行うものではありません。また、情報の正確性・完全性について保証するものではありません。
ThreeTraderでは、狭いスプレッドと高い約定力で、幅広い銘柄の取引が可能です。
デモ口座では、実際の取引環境をリスクなく体験いただけます ⇒ 詳細を見る




