トランプ大統領は8月15日の米露首脳会談を発表、アラスカ開催でゼレンスキー大統領招待も検討。ウクライナ情勢が市場の焦点に。
FRBボウマン理事が年内3回の利下げを支持、労働市場の軟化を受け金融政策のハト派シフトに注目が集まる。
ドル円は米長期金利上昇を背景に上昇。8月11日は日本祝日で休場のため海外主導の値動きが中心となる見通し。
前日価格変動TOP3
- JPN225 +2.69%
- BTCUSD +1.63%
- XTIUSD -0.81%
NY市場マーケットハイライト
- トランプ大統領、8月15日に米露首脳会談開催を発表 ウクライナ情勢悪化後で初
- FRBボウマン理事、年内3回の利下げ実施を支持すると発言
- 米株上昇、利下げ期待でダウ206ドル高、ナスダック最高値更新
- ドル円反発、米長期金利上昇が円売り要因、147.7円で推移
- ユーロドル反落、米金利上昇圧力で1.164台まで下落
- ゴールドは強含み、スイス金地金への関税報道で
- 原油は続落、米露会談期待で地政学リスクが後退
- イーサリアム上昇、4200ドルを突破し今年最高値を更新
WTI原油/米ドル(XTI/USD)テクニカル分析
WTI原油の日足チャートを分析する。7月下旬にかけて上昇した価格は、エンベロープ上限(+5%)到達後に反落し、現在は下限(-5%)付近まで連続陰線で下落している。
直近では-3%と-5%の間で推移し、下方向へのバンドウォークが確認され、下方圧力の継続が示唆される。
RSIは40を下回り売り優勢を示すが、30未満の売られ過ぎ圏には達しておらず、下押し余地が残る。一方で、価格はエンベロープ下限および回帰直線に接触しており、過去のパターンから短期的な自律反発が発生しやすい局面にある。
反発時の上値目標は65.63ドルおよび66.72ドル、下落継続時の下値候補は62.37ドル、60.93ドルとなる。

今後はエンベロープ-5%ラインの維持可否が、下落トレンド継続の判断材料となる。
今日の経済指標とイベント(8月11日)
- 日本・休場(祝日)