ビットコイン、7万ドル割れで戻りは限定的
米1月非農業部門雇用者数は13万人増と市場予想7万人増を大幅に上回り、米労働市場の力強さを改めて示した。これを受けて早期利下げ観測は後退している。
ゴールドは底堅く推移し、強い雇用統計下でも5,000ドル台を維持した。ビットコインは3日続落し6万7,000ドルを下回る水準で推移。
本日は英四半期GDP、米新規失業保険申請件数、1月中古住宅販売が予定される。雇用統計後の金利先高観が持続するかが焦点。
前日価格変動TOP3
- XTIUSD +1.20%
- XAUUSD +1.09%
- CHFJPY -1.20%
マーケットハイライト
- 雇用統計1月非農業部門雇用者13万人増、予想7万人増を上回る
- 米ダウは66ドル安、1月雇用統計の大幅改善で利下げ観測後退
- ロンドン株は史上最高値更新、原油先物価格上昇が相場を支援
- 日経225続伸、5万8,100付近まで上昇
- ドル円は一時152.56円まで下落、米雇用統計後に一時急伸後も円買い地合い
- ユーロドル続落、雇用統計上振れでドル買い優勢
- 豪ドル/ドルは0.7100超えで3年ぶりの高値、RBAのタカ派姿勢を材料視
- ゴールドは5,000ドル台以上を維持、強い米雇用統計を受けても金価格は下値限定
- 原油は反発、中東リスクへの警戒感を背景に上昇
- ビットコインは3日連続安、6万7,000ドル下回る水準で推移
ビットコイン/米ドル(BTC/USD)テクニカル分析
ビットコインの日足チャートを分析する。ビットコインは日足で下落基調が鮮明となっている。最高値12万6,000ドル台から半値水準へ急落し、その後の戻りも限定的だ。
価格はケルトナーチャネルの中心線にあたる200EMAと21EMAのいずれも下回り、両線とも下向きに転じている。これは戻り売りが優位な相場環境を示すパターンである。加えて、値動きの振れ幅を測るATRは過去10年で例のない水準まで拡大しており、通常を超える下方への圧力が発生していることがわかる。
ボリンジャーバンドの幅を数値化するBB BandWidthも上昇しており、値動きの拡大を裏付けている。さらに、価格が長期平均からどれだけ離れているかを示すDeviation%は−33付近まで低下している。これらは下落の勢いがいかに強いかを示している。
今後は、7万ドルを回復できず6万ドルを下回って推移していく場合、次の確認水準は5万6,900ドルで、逆に7万5,000ドルを上抜ければ短期的な戻りの強まりが示唆される。

現在は下方向への圧力が中心の展開となっており、7万ドルを回復するまでは慎重な姿勢が必要だろう。
今日の経済指標とイベント(2月12日)
- 16:00(日本時間)、英・国内総生産(四半期GDP)
- 22:30(日本時間)、米・新規失業保険申請件数
- 24:00(日本時間)、米・1月中古住宅販売件数
※本記事の情報は市場の動向をご紹介するもので、投資の推奨や勧誘を行うものではありません。また、情報の正確性・完全性について保証するものではありません。
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