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日経平均、史上高値圏で過熱感と上昇勢いの綱引き続く

市場分析安藤修安藤修
日経平均、史上高値圏で過熱感と上昇勢いの綱引き続く

米国市場ではFRB議長に対する刑事捜査報道が波紋を広げている。財務長官も市場混乱の可能性に言及し、金融政策の先行き不透明感が強まっている。

貴金属市場では米金融政策への不安を背景にゴールドが過去最高値となる4600ドル付近まで上昇。シルバーも史上初の一時86ドル台を記録した。

日経平均は5万4000台で史上最高値を更新した。ただしRSIが70超と過熱感が意識される局面で、当局の介入リスクも意識される中、短期的な一段高には注意が必要。

本日22:30発表予定の米12月CPIは、今後のFOMCの利下げ時期を占う上で極めて重要な指標となる。結果次第では米金利やドル相場、リスク資産に直ちに影響が及ぶ見通し。

前日価格変動TOP3

  • XAGUSD   +6.28%
  • XAUUSD   +1.86%
  • XTIUSD     +1.51%

マーケットハイライト

  • 日経225続伸で史上高値更新、5万4000台で推移
  • ドル円続伸158円台、一時157円後半も米株下げ渋りで158.16円付近へ
  • 米株は堅調、FRB懸念ダウ一時490ドル超安も86.07ドル高で終了
  • FRBパウエル議長が司法省の刑事捜査と大統領圧力に言及。中銀の信認と政策安定性に懸念広がる
  • 米財務長官が警鐘、FRB議長捜査は「混乱招き市場に悪影響の可能性」と大統領へ
  • 米10年債利回り急騰。中銀独立性への懸念で昨年12月高水準に並ぶ
  • ゴールド過去最高値更新、米金融政策への懸念で4600ドル付近
  • シルバー急伸、史上初の一時86ドル台を記録
  • ユーロドル反発、米ドル売り優勢で1.169ドルまで上昇後1.1667付近で伸び悩み
  • 豪ドル反発0.67ドル台、弱い米ドルで3日ぶり下げ止まり
  • ビットコイン続伸、米ドル信認低下で暗号資産への代替買い観測
  • 原油は続伸、中東情勢の混乱リスクが相場を押し上げ

日経225(JPN225 Index)テクニカル分析

日経平均(JPN225)の日足チャートを分析する。足元では1/9の急騰で過去高値を更新し、上昇基調が維持されている局面である。一方で、上値追いの勢いと過熱感を同時に点検する必要がある位置に差し掛かっている。

価格は25日EMAに沿って上昇しており、直近では同線が下支えとして機能している。RSIは70を越えて推移しており、モメンタムの強さが確認される反面、過熱圏での推移であることも示唆している。なお、過去高値を更新したものの、価格と200日SMAとの差は縮小しつつあり、上昇の速度がやや落ち着き始めた様子もうかがえる。

当面は、25日EMAを維持できるかが短期的なトレンド継続の条件となる。これを維持したまま推移する場合、上値目標として5万4870が意識される。一方、25日EMAを割り込み、5万2658や5万1000といった下値目安を下抜ける場合には、上昇基調の調整局面入りを確認する必要がでてくる。

【JPN225 Index/日足チャート】

現時点では、RSIが示す過熱感を価格推移がどのような形で解消していくのかを見極める段階にある。

今日の経済指標とイベント(1月13日)

  •   8:50(日本時間)、日本・国際収支・貿易収支(11月)
  • 22:30(日本時間)、米・消費者物価指数(12月CPI)
  • 24:00(日本時間)、米・新築住宅販売件数(10月)
  • 翌4:00(日本時間)、米・月次財政収支(12月)

※本記事の情報は市場の動向をご紹介するもので、投資の推奨や勧誘を行うものではありません。また、情報の正確性・完全性について保証するものではありません。

ThreeTraderでは、本記事で取り上げた日経225をはじめ、主要な株価指数、通貨ペア、貴金属など幅広い銘柄の取引が可能です。

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