ドル円は上昇基調も米指標で伸び悩み

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米7月CPIは総合が予想下振れもコアは2月来高水準、利下げ観測維持で米株は堅調推移。

米労働省労働統計局(BLS)次期局長EJアントニー氏が企業計画や政策判断への影響を懸念し、月次雇用統計を四半期発表へ変更提案。

ドル円は上昇基調維持も米CPIを受けドル安優勢となり伸び悩み、200日SMA突破に必要な上昇力欠く。

日本の国内企業物価指数が朝方発表、円相場と日銀政策見通しに影響。

前日価格変動TOP3

  • JPN225     +2.44%
  • GBPJPY    +0.28%
  • XTIUSD     -1.43%

NY市場マーケットハイライト

  • 7月米CPIは総合2.7%で予想下振れ、コアは2月来最高3.1%
  • トランプ大統領がSNSで即時利下げ要求、FRB本部改修巡りパウエル議長提訴検討
  • 米BLS次期局長候補、雇用統計を月次から四半期発表へ提案
  • 米株堅調、米CPIへの評価割れるも利下げ期待維持で市場に安心感広がる
  • ドル円反落、米CPIを受け一時147円半ばまで下落
  • ユーロドル反発、米CPI受けドル売り優勢となる
  • ポンドドル反発、英雇用統計の好結果で買われる
  • 原油は反落、米EIAが供給増を理由に価格予測を下方修正で
  • ビットコイン反落、イーサリアムに連れ上昇も米CPI警戒感で下落に転じる
  • イーサリアム急伸、ビットマイン追加購入計画とETF流入で上昇

米ドル/円(USD/JPY)テクニカル分析

ドル円の日足チャートを分析する。現在、ローソク足は上昇傾向を維持する50EMA(146.83円付近)に下支えされ、短期的な上昇圧力が継続している。

しかし、標準偏差チャネルの中央線(回帰直線)が直近のレジスタンスとして機能しており、上値の伸びを抑えている。さらに、200SMA(149.31円付近)が次の主要な上値抵抗として控えており、突破には強い買いエネルギーが求められる。

オシレーター系指標ではRSIが50付近で推移しており、強い方向感は見られない。

今後は、200SMAを明確に上抜ければ心理的節目である150円台への展開が視野に入る。一方で、50日EMAを割り込み、かつ145.83円を下抜けた場合は調整色が強まる可能性が高い。

【USDJPY/日足】

現局面では、上昇基調を維持しつつ200SMAを上抜けられるか否かが、トレンド継続を見極める重要な分岐点となる。

今日の経済指標とイベント(8月13日)

  •   8:50(日本時間)、日本・国内企業物価指数
  • 15:00(日本時間)、独・消費者物価指数(CPI)
  • 20:00(日本時間)、米・MBA住宅ローン申請指数
  • 23:30(日本時間)、米・週間石油在庫統計

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