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ビットコイン、レンジ離れ見据え9万4810ドル攻防が焦点に

市場分析
安藤修安藤修
ビットコイン、レンジ離れ見据え9万4810ドル攻防が焦点に

12月米コアCPIは前年比+2.6%と市場予想を下回り、インフレ鈍化傾向を確認。早期利下げ期待が再燃したが、ドル安は持続せず、ドル円は一時159.19円まで急伸。2024年7月以来の円安ドル高となった。

ビットコインは直近高値の9万4810ドルを試す展開。上抜けならレンジ上放れによる一段の上昇が期待され、10万ドル台への視野も開ける。

本日は米12月PPI、11月小売売上高が発表予定。CPI後の物価動向と個人消費の強さを確認する重要局面で、結果次第ではドル円が160円の大台を試す可能性もあり、市場のボラティリティ高まりに警戒が必要。

前日価格変動TOP3

  • BTCUSD   +3.85%
  • XTIUSD     +2.28%
  • USDJPY    +0.62%

マーケットハイライト

  • 12月米コアCPIは前年比2.6%と予想下回り、インフレ鈍化を示唆
  • 10月米新築住宅販売件数は2023年以来の高水準付近、予想を上回りドル買い材料に
  • 米セントルイス連銀ムサレム総裁、追加利下げの必要性はないとの見解
  • 米ダウ398ドル安で終了、地政学リスクやFRB独立性への警戒が重し
  • ドル円は大幅続伸、2024年7月以来の高値159.19円を記録
  • ユーロドル反落、米CPI発表直後のユーロ買いは持続せず
  • ポンド円続伸、一時124円台で2008年来の高値更新
  • ゴールドは小反落、高値警戒感から利食い売り優勢で4600ドル割れ
  • 原油は続伸、イラン反政府デモ拡大で供給懸念が強まる
  • ビットコイン続伸、米CPI受け利下げ期待が下支え

ビットコイン/米ドル(BTC/USD)テクニカル分析

ビットコインの日足チャートを分析する。価格は昨年11月下旬以降、8万4000ドルを下限とするレンジ内で推移してきたが、直近では下値が9万ドル付近へと切り上がり、値幅の縮小が進んでいる。

このため、9万4810ドルを明確に上抜けるか、あるいは9万ドルを割り込むかの確認が、当面の方向性判断の起点となる。

上抜けた場合は10万ドルが次の上値目安として位置づけられる。一方、9万ドルを下回り、さらに8万4000ドルも割り込む場合は、レンジ下放れとして下方向への加速を警戒すべき局面へ移行する。

価格は昨年11月上旬に200日SMAを下回った後、エンベロープ−25%を下限に反発し、現在は−10%水準に接近している。200日SMAは緩やかに右下がりで推移しており、価格の横ばい推移の中で両者の距離が縮小している。

MACDはゼロライン付近でわずかにプラス転換しており、下落圧力の緩和が確認される。また、ADXの上昇と±DIの乖離拡大が見られるものの、価格は依然レンジ内にとどまっている。以上からは売り圧力の後退と需給の均衡状態が示唆される。

【BTCUSD/日足チャート】

今後は、9万4810ドルを上抜けて上方ブレイクするか、9万ドルを割り込んで下方展開となるか、レンジ離れの方向性が当面の焦点となる。

今日の経済指標とイベント(1月14日)

  • 22:30(日本時間)、米・生産者物価指数(12月PPI)
  • 22:30(日本時間)、米・小売売上高(11月)
  • 22:30(日本時間)、米・経常収支(第3四半期)
  • 24:00(日本時間)、米・中古住宅販売件数(12月)
  • 翌00:30(日本時間)、米・石油在庫統計

※本記事の情報は市場の動向をご紹介するもので、投資の推奨や勧誘を行うものではありません。また、情報の正確性・完全性について保証するものではありません。

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