ベッセント米財務長官がFRBに対し9月0.5%の利下げを要請、早期緩和観測が株高とドル安を促進。
JPN225は新たな高値圏入りで過熱感強まる中、短期的な調整リスクも懸念される。
本日21:30発表の米生産者物価指数(PPI)と失業保険申請件数は利下げ期待を左右する注目指標。
前日価格変動TOP3
- BTCUSD +2.30%
- GBPUSD +0.56%
- XTIUSD -0.60%
NY市場マーケットハイライト
- ベッセント米財務長官、FRBに9月0.5%利下げの検討を要請
- 米株堅調、直近CPIによるインフレ懸念後退で利下げ期待が株価を支援
- ドル円軟調、米財務長官発言による利下げ期待で円買い優勢
- ユーロドル続伸、FRB利下げ期待の高まりでユーロ買い継続
- 原油は続落、米在庫増加による供給過剰懸念で下押し圧力
- ビットコイン12.2万ドル台、過去最高値圏での推移継続
- ゴールドは続伸、ドル安進行と米長期金利低下を材料に上昇
- JPN225反落、短期過熱感の高まりを警戒し上昇一服
JPN225 Index(日経平均株価) テクニカル分析
JPN225の日足チャートを分析する。現在の価格は10EMAから大きく上方に乖離しており、短期的な上昇の勢いが継続している。また、RSIは70を超えており、モメンタムの過熱感が意識される局面にある。
こうした状況の中で、価格は標準偏差チャネルの上限付近に達しており、テクニカル的な要因から一時的に上値が抑制されている。
上方向では、直近高値の43513が抵抗水準となっており、これを明確に上抜けた場合には、次の上値ターゲットとして44531が視野に入る。一方、下方向では42188が最初の支持線として意識されており、ここを割り込んだ際には標準偏差チャネル下限40625付近までの調整が進む可能性がある。

今後は、43513のブレイクまたは維持が上昇トレンドの継続可否を判断するうえで重要な分岐点となる。
今日の経済指標とイベント(8月14日)
- 10:30(日本時間)、豪・雇用統計
- 15:00(日本時間)、英・実質国内総生産(GDP)
- 18:00(日本時間)、ユーロ圏・域内総生産(GDP)
- 21:30(日本時間)、米・失業保険申請件数
- 21:30(日本時間)、米・生産者物価指数(PPI)
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