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豪ドル円は高値圏で足踏み、過熱感の行方に注目

市場分析
安藤修安藤修
豪ドル円は高値圏で足踏み、過熱感の行方に注目

11月の米小売売上高は前月比+0.6%と市場予想を上回り、個人消費の底堅さを確認。一方、NYダウは相互関税問題や地政学リスクを背景に42ドル安と続落。

豪ドル円は106円台の高値圏で上昇一服。RSIは65前後で高水準を維持し、買い圧力の持続性と過熱感の調整バランスが焦点となる局面が続いている。

シルバーは90ドル台を突破し史上高値更新、ゴールドも堅調。ビットコインはショートカバーなどで続伸。

本日は米新規失業保険、フィラデルフィア連銀指数、英GDPの発表が控え、これらが短期的な金利見通しやドル・ポンドの為替相場の変動要因となる見込み。

前日価格変動TOP3

  • XAGUSD   +7.16%
  • BTCUSD    +3.70%
  • XTIUSD      -1.57%

マーケットハイライト

  • 11月米小売売上高は前月比0.6%増に改善、予想をやや上回る
  • ミネアポリス・アトランタ両連銀総裁、追加利下げに慎重姿勢
  • 米NYダウは42ドル安で小幅続落、相互関税訴訟と地政学リスクが重荷
  • ドル円は高値圏から反落、政府・日銀の円安懸念発言で介入警戒
  • ユーロドルは底堅い動き、米10年債利回り低下でドル売り
  • 豪ドル円は反落、急伸後に円売り一巡と利食いが重なる
  • 原油はアジア時間早朝に急落、地政学プレミアム剝落と利食い売り
  • ゴールドは反発、イラン情勢など世界的な不安で安全資産需要
  • シルバーは90ドル台に急騰、最高値を更新
  • ビットコイン続伸、ショートカバー主導で上昇
  • ベネズエラの大量BTC保有観測が浮上、需給面への影響が意識される

豪ドル/円(AUD/JPY)テクニカル分析

豪ドル円の日足チャートを分析する。直近のローソク足は陰線となったものの、価格はボリンジャーバンド+1σから+2σの間を推移するバンドウォークが継続しており、上昇トレンドの勢いは維持されている。ADXも上昇基調を保ち±DIの開きも継続していることから、トレンドの方向性が失われてはいない。

一方で価格はエンベロープ+7%水準付近で推移し、RSIも65台まで低下している。直前までの過熱感は後退しており、上昇の加速局面においてはやや注意が必要な状態である。200日EMAからの乖離が依然大きい点を踏まえると、高値追随には慎重さが求められる価格位置にある。

したがって再びエンベロープ+8%に当たる107.30円付近まで拡大できるかが上昇トレンドの強さを確認する判断材料となる。一方、105円を明確に下回る場合は過熱修正としてトレンド評価を引き下げる必要が生じる。

【AUDJPY/日足チャート】

当面は方向そのものを疑う段階ではなく、価格拡大が再開するのか調整幅が広がるのかを水準で見極める局面である。

今日の経済指標とイベント(1月15日)

  • 16:00(日本時間)、英・国内総生産(11月GDP)
  • 16:00(日本時間)、英・鉱工業生産指数(11月)
  • 19:00(日本時間)、ユーロ圏・鉱工業生産指数(11月)
  • 22:30(日本時間)、米・ニューヨーク連銀製造業景気指数(1月)
  • 22:30(日本時間)、米・フィラデルフィア連銀製造業景気指数(1月)
  • 22:30(日本時間)、米・新規失業保険申請件数

※本記事の情報は市場の動向をご紹介するもので、投資の推奨や勧誘を行うものではありません。また、情報の正確性・完全性について保証するものではありません。

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