ゴールド史上最高値後に反落、4,600ドルが焦点
米経済指標は市場予想を大幅に上回る結果となった。新規失業保険申請件数、NY連銀・フィラデルフィア連銀の景況指数も堅調で、労働市場と企業活動の底堅さが確認された。
暗号資産市場ではビットコインが2%超下落し、調整色が強まった。米上院における暗号資産市場構造案の投票が中止され、規制への不透明感から売られた。
ゴールドは史上最高値圏から反落し4,600ドル前後で調整。テクニカル指標は、MACDの陽転やRSIの高水準を背景に上昇余地を示唆する反面、RSIが過熱圏に近づいており、短期的な利確売りや調整には警戒が必要な局面。
欧州では本日発表予定の12月ドイツCPI(消費者物価指数)に注目が集まる。ECBの利下げタイミングを占う上で重要な指標で、インフレ鈍化はユーロ売りや金利低下圧力につながる可能性。
前日価格変動TOP3
- XTIUSD -4.30%
- BTCUSD -2.16%
- GBPUSD -0.52%
マーケットハイライト
- 米新規失業保険申請件数は予想を下回り19.8万件に減少、労働市場の底堅さがを意識
- NY連銀7.7、フィラデルフィア連銀12.6といずれも予想を大幅に上回る
- 米ダウは292ドル高、金融・半導体株高で投資家心理改善
- ドル円は反発、米指標の強さと米金利の底堅さを受け158円後半まで上昇
- ユーロドルは反落、堅調な米指標を背景に1か月ぶりの安値に
- ゴールドは反落、前日最高値更新後の利確売り
- 原油は反落、イラン産原油の供給混乱懸念が後退
- ビットコイン反落、米上院で市場構造案の投票中止が材料
ゴールド/米ドル(XAU/USD)テクニカル分析
ゴールドの日足チャートを分析する。価格は上昇基調を維持しており、直近では史上最高値4642.94ドルをつけた後、高値圏で陰線を形成している。現在は、上昇トレンドの中で上値の伸びが試される局面。
ケルトナーチャネル(20)では、昨年末の急落局面でもミドル線が下支えとして機能し、その後は再び上昇に転じた。トレンド構造自体は維持されている。
足元では2.5ATR上限付近で上値を抑えられており、この水準が史上最高値と重なっている点は、上昇余地と調整の両面から見て興味深い。上方向への勢いは続いているが、短期的には達成感も意識されやすい価格帯といえる。
RSIは60代後半で推移しており買い圧力の継続が確認される一方、水準的には過熱圏に近づいている。MACDもシグナル線を上抜けた状態にあり、上値で価格がどこまで追随できるかが次の判断材料となる。

当面のポイントとして、4642.94ドルを上抜ければ上昇シナリオは一段前進する。一方、4600ドルを下回る場合は、上昇一服から4453.13ドルへの調整局面へ移行する可能性もある。
今日の経済指標とイベント(1月16日)
- 16:00(日本時間)、独・消費者物価指数(12月CPI)
- 23:15(日本時間)、米・鉱工業生産(12月)
※本記事の情報は市場の動向をご紹介するもので、投資の推奨や勧誘を行うものではありません。また、情報の正確性・完全性について保証するものではありません。
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