トランプ大統領がFRB次期議長候補との面接を開始したと表明。現職パウエル議長の批判を交えたことで、市場では金融政策の先行きと利下げ観測への影響に注目が集まった。
ゴールドは労働市場の弱さと利下げ観測の再浮上を背景に反発。20日線と心理的節目である4000ドルが下値を支える形となっている。
本日深夜には米FOMC議事要旨の公表が予定されており、11月会合における据え置き決定の背景が焦点となる。内容次第では、12月以降の利下げ観測やドル金利動向に直接影響を与える可能性がある。
前日価格変動TOP3
- XTIUSD +1.49%
- BTCUSD +1.25%
- JPN225 -2.24%
NY市場マーケットハイライト
- トランプ大統領、次期FRB議長候補との面接を開始と表明。パウエル議長を批判し、金利高止まりが住宅市場に悪影響との指摘
- 9月米雇用統計は明日20日発表予定。内容次第でFRB利下げ観測にも影響
- 米NAHB指数と製造業受注は予想上振れも、金融政策への不透明感でドル続落
- 米ADP週次平均雇用は2週連続減少、雇用低調受けドル軟調
- 米株軟調、利下げ観測継続でダウ498ドル安
- ドル円続伸、日銀の早期利上げ観測後退と10年債利回り上昇が支援材料
- ユーロドルは小幅に続落、米経済指標再開控えで方向感に乏しく下押し
- ユーロ円は最高値更新、ドル円の上昇に連れて180円前半
- ゴールドは利下げ観測再浮上で反発、雇用データの弱さとFRB次期議長人事への思惑も要因
- 原油は続伸、米の対ロ制裁強化観測でロシア産供給減を意識
- ビットコイン反発、一時9万ドルを割るも押し目買いで9.2万ドル台に回復
ゴールド/米ドル(XAU/USD)テクニカル分析
ゴールドの日足チャートを分析する。直近ではエンベロープ+4%付近から反落し、ローソク足はミドルラインである20日SMAで下支えされている。足元では下ひげが心理的節目の4000ドルに接触しており、この水準がサポートラインとして機能するかが焦点となる。
現在は短期的な調整局面にあるものの、20日SMAと4000ドルが重なることで下値の反発余地も意識されやすい。
RSI(14)は52半ばで中立圏に位置し、モメンタムには明確な偏りが見られない。
反発局面では4245.14ドルおよび4381.62ドルが上値の目安となる一方、下落が継続する場合は4000ドル、次に3910ドル付近がサポート水準として意識される。

現局面では20日SMAおよび4000ドルのサポート力に注目したい。
今日の経済指標とイベント(11月19日)
- 16:00(日本時間)、英・消費者物価指数(10月CPI)
- 19:00(日本時間)、ユーロ圏・消費者物価指数(10月HICP)
- 翌4:00(日本時間)、米・FOMC議事要旨公表
※本記事の情報は市場の動向をご紹介するもので、投資の推奨や勧誘を行うものではありません。また、情報の正確性・完全性について保証するものではありません。
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