ドル円はレンジで推移、147円を軸に次の動意待ち

X(Twitter)
Facebook
Instagram
LinkedIn
Copy URL

トランプ大統領とウクライナ・欧州首脳らとの会合が本格化、地政学リスクが意識される。

ジャクソンホール会議控え、市場全体にリスク慎重姿勢が鮮明化。

日本株は連日で史上最高値を更新し強い地合いを維持する一方、高値警戒感も意識される可能性。

本日深夜にFRBボウマン理事の講演予定、米金利政策への言及が注目材料。

前日価格変動TOP3

  • JPN225    +0.92%
  • CADJPY   -0.54%
  • BTCUSD   -1.09%

NY市場マーケットハイライト

  • トランプ大統領、ウクライナ・欧州各国首脳らとの協議が本格化
  • 米株まちまち、ダウ33ドル安、高値警戒感が意識される展開
  • ドル円反発、米長期金利の上昇などを手掛かりに円売り優勢
  • ユーロドル反落、米金利差拡大でドル買いが先行する流れ
  • 原油は反発、露ウ会談前の地政学リスクで買い戻し優勢
  • ゴールドは続落、米長期金利上昇が上値を抑え軟調推移
  • 日経平均株価続伸、連日で史上最高値を更新で強い地合い続く
  • ビットコイン続落、ジャクソンホール会議控え様子見ムード

米ドル/円(USD/JPY)テクニカル分析

ドル円の日足チャートを分析する。現在は、8月1日の高値150.91円を起点とした調整局面となっており、回帰直線をやや下回る水準で、21EMAと50EMAに挟まれたレンジ内での推移が続いている。

21EMAは50EMAの上に位置しているが、21EMAが徐々に切り下がり、ローソク足の上値を抑えている構図である。

RSIは50台で推移しており、モメンタムに大きな偏りは見られない。

今後の焦点は、21日EMAと50日EMAに挟まれたレンジをどちらにブレイクするかに集約される。上方向へ抜けた場合は148.44円が直近のレジスタンスとして意識され、さらに200SMAが位置する149.22円付近が次の上値目標となる。一方、50日EMAを明確に下抜けた場合、下値目処として146.09円が視野に入る。

【USDJPY/日足】

現局面では、現在147.77円近辺の21EMAを明確に上抜けできるかが、上昇基調への回帰を判断する重要な分岐点となる。

今日の経済指標とイベント(8月19日)

  •   9:30(日本時間)、豪・ウエストパック消費者信頼感指数
  • 21:30(日本時間)、加・消費者物価指数(CPI)
  • 21:30(日本時間)、米・住宅着工件数
  • 翌3:10(日本時間)、FRBミシェル・W・ボウマン理事講演

本日のデイリーマーケット分析をもっと活かすために

ThreeTraderの取扱商品や最新スプレッド情報をご覧ください。

詳細を見る

X(Twitter)
Facebook
Instagram
LinkedIn
Copy URL