トランプ大統領とウクライナ・欧州首脳らとの会合が本格化、地政学リスクが意識される。
ジャクソンホール会議控え、市場全体にリスク慎重姿勢が鮮明化。
日本株は連日で史上最高値を更新し強い地合いを維持する一方、高値警戒感も意識される可能性。
本日深夜にFRBボウマン理事の講演予定、米金利政策への言及が注目材料。
前日価格変動TOP3
- JPN225 +0.92%
- CADJPY -0.54%
- BTCUSD -1.09%
NY市場マーケットハイライト
- トランプ大統領、ウクライナ・欧州各国首脳らとの協議が本格化
- 米株まちまち、ダウ33ドル安、高値警戒感が意識される展開
- ドル円反発、米長期金利の上昇などを手掛かりに円売り優勢
- ユーロドル反落、米金利差拡大でドル買いが先行する流れ
- 原油は反発、露ウ会談前の地政学リスクで買い戻し優勢
- ゴールドは続落、米長期金利上昇が上値を抑え軟調推移
- 日経平均株価続伸、連日で史上最高値を更新で強い地合い続く
- ビットコイン続落、ジャクソンホール会議控え様子見ムード
米ドル/円(USD/JPY)テクニカル分析
ドル円の日足チャートを分析する。現在は、8月1日の高値150.91円を起点とした調整局面となっており、回帰直線をやや下回る水準で、21EMAと50EMAに挟まれたレンジ内での推移が続いている。
21EMAは50EMAの上に位置しているが、21EMAが徐々に切り下がり、ローソク足の上値を抑えている構図である。
RSIは50台で推移しており、モメンタムに大きな偏りは見られない。
今後の焦点は、21日EMAと50日EMAに挟まれたレンジをどちらにブレイクするかに集約される。上方向へ抜けた場合は148.44円が直近のレジスタンスとして意識され、さらに200SMAが位置する149.22円付近が次の上値目標となる。一方、50日EMAを明確に下抜けた場合、下値目処として146.09円が視野に入る。

現局面では、現在147.77円近辺の21EMAを明確に上抜けできるかが、上昇基調への回帰を判断する重要な分岐点となる。
今日の経済指標とイベント(8月19日)
- 9:30(日本時間)、豪・ウエストパック消費者信頼感指数
- 21:30(日本時間)、加・消費者物価指数(CPI)
- 21:30(日本時間)、米・住宅着工件数
- 翌3:10(日本時間)、FRBミシェル・W・ボウマン理事講演
本日のデイリーマーケット分析をもっと活かすために
ThreeTraderの取扱商品や最新スプレッド情報をご覧ください。
⇒ 詳細を見る