日経225は急落、米関税と日本の財政・政局不安が重し
米株・米債・ドルが同時に下落する異例のトリプル安。関税表明による米資産需要低下が背景でリスク回避が強まった。
一方で、日本の財政悪化懸念と政局懸念から円売りが優勢となり、ドル円は一時158.6円へ上昇。「米国売り・日本売り」の同時進行により円安基調となっている。
日経225のテクニカル分析では、日足チャートでボリンジャーバンドのミドルライン(5万2030pt)まで調整し、反発の有無が短期展開の分岐点となる。下抜けると下側バンド4万9150ptまでの調整が視野に入る。
商品市場では、安全資産需要からゴールドが一時4766ドルの最高値を更新。一方、ビットコインはリスク回避により9万ドルを割り込んだ。
前日価格変動TOP3
- XAUUSD +1.87%
- JPN225 -2.53%
- BTCUSD -3.87%
マーケットハイライト
- 米1月フィラデルフィア連銀非製造業指数は-4.2、前月から改善も15カ月連続マイナス
- NYダウ終値は前営業日比870ドル安、ナスダック総合も561ポイント安でリスク回避姿勢が鮮明
- 米10年債利回りは一時4.31%に上昇、日本国債利回り上昇が波及
- 日本国債は財政警戒で売り優勢、新発10年国債利回り2.351%まで上昇
- 日経225は続落、財政持続性への懸念が重し
- ドル円は円安地合い続き、一時158.60円付近まで上昇
- ユーロドルは一時3週間ぶりの高値、米関税政策の不透明感でドル売り優勢
- ゴールドは最高値更新、安全資産需要で一時4766ドル
- 原油は続伸、カザフスタン・テンギズ油田からの供給停止懸念を材料視
- ビットコインはリスク回避で下落、9万ドルを割り込む
日経225(JPN225 Index)テクニカル分析
日経225(JPN225)の日足チャートを分析する。価格は5万4000ポイントの抵抗線で上値を抑えられ、調整局面へ移行した。ローソク足は長い陰線を形成し、ミドルライン(5万2030)まで下落している。
ミドルラインは20日移動平均線として支持機能が期待されるため、この水準での反発可否が今後の展開を左右する。反発すれば5万4000の再挑戦が焦点となり、突破時には上側バンド5万4900が視野に入る。一方で明確に下抜ければ、下側バンド4万9150までの調整進行も想定される。
MACDはプラス圏維持もシグナルラインをやや下回っており、デッドクロス発生なら調整長期化の可能性がある。

なお、週足では上側バンド内でのバンドウォークが継続中だが、今回の調整でその下限を割る展開も否定できない。史上最高値圏での値固め局面であり、ミドルライン割れ時には4万9150を割り込む深めの調整リスクも考慮しておきたい。
今日の経済指標とイベント(1月21日)
- 16:00(日本時間)、英・消費者物価指数(12月CPI)
- 16:30(日本時間)、ユーロ圏・ECBラガルド総裁、発言
- 24:00(日本時間)、米・中古住宅販売成約指数(12月)
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