本日開催のジャクソンホール会議でパウエル議長が講演予定、市場はインフレ対応の政策スタンスに注目。
パウエル講演を前に市場はリスク回避姿勢を強め神経質な動きが続く。
ビットコインは52日移動平均線に上値を抑えられ、短期的な下値模索が継続。
前日価格変動TOP3
- XTIUSD +0.93%
- USDJPY +0.71%
- BTCUSD -1.80%
NY市場マーケットハイライト
- FOMC議事要旨、インフレ重視姿勢で利下げ観測後退
- 米司法省、FRBクック理事の調査開始を通知し解任要求
- 米EUが貿易協定で共同声明、関税15%で合意
- 米株軟調、パウエル講演控え売買手控えムード
- ドル円反発、米長期金利上昇でドル買い優勢
- ユーロドル反落、ユーロ圏消費者信頼感悪化でユーロ売り優勢
- 原油は続伸、米在庫減少で需給引き締まり観測
- ゴールドは反落、ドル高が重石となり軟調推移
- ビットコイン反落、パウエル講演控え神経質な動き
ビットコイン/米ドル(BTC/USD)テクニカル分析
BTCUSDの日足チャートを分析する。現在は3本の移動平均線(EMA)が時間軸順に並んでおり、中期的な上昇基調は維持されているものの、足元では短期的な下落基調が続いている。
現在のローソク足は52EMAに上値を抑えられ、下方には90EMAが控えている。また、中期的な上昇基調を示すチャネルライン(青線)と、短期的な下降チャネルライン(赤線)の交差点付近に位置し、下値を試す展開となっている。
RSI(14)は40付近で推移しておりモメンタムの鈍化を示唆しているが、売られすぎ水準には達していない。
上値の目安は11万5,625ドルおよび11万8,210ドル付近、下値は11万1,330ドルと10万9,375ドル付近が意識される。

今後は、52EMAの明確な上抜けか90EMAの割り込み、あるいはチャネルの交差帯におけるローソク足の挙動が、上昇トレンドへの回帰か下落基調の継続かを見極める上での重要な判断材料となる。
今日の経済指標とイベント(8月22日)
- 8:30(日本時間)、日本・全国消費者物価指数(CPI)
- 15:00(日本時間)、独・国内総生産(GDP)
- 15:00(日本時間)、英・小売売上高
- 21:30(日本時間)、加・小売売上高
- 23:00(日本時間)、ジャクソンホール会議でパウエルFRB議長講演予定
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