FRBウォラー理事とデイリーSF連銀総裁が12月利下げ支持を示唆。ウィリアムズNY連銀総裁の発言と併せ、利下げ観測が一段と強まった。これを背景に米株は続伸。
日経225は一時4万9,600pt付近まで上昇したものの、5万ptを目前に伸び悩み。テクニカル面では20日線も重石となっている。
本日は独GDP、米9月小売売上高、米PPIの重要指標が発表予定。結果次第で米金利やユーロおよびドル相場に影響を与える可能性があり、注視が必要である。
前日価格変動TOP3
- JPN225 +1.76%
- XAUUSD +1.66%
- XTIUSD +1.64%
NY市場マーケットハイライト
- ベッセント財務長官、減税策の効果強調し来年の米経済に楽観姿勢
- 米11月ダラス連銀製造業指数は−10.4。4カ月連続マイナスで予想下回る
- 米商務省は政府閉鎖の影響で7−9月GDP速報値の発表を見送り。米PCE統計は12月5日に公表予定
- FRB高官の相次ぐ12月利下げ容認姿勢で、利下げ観測が一段と強まる
- 米株は続伸しダウ203ドル高、ナスダックは598ポイント上昇で大幅高
- ドル円反発も上値重く、156円台後半で伸び悩み
- ユーロドル反発、米長期金利の低下で底堅く推移
- ゴールドは反発、利下げ観測強まり買い優勢に
- 原油は反発、ウクライナ和平協議控え様子見強まるも買い優勢
- ビットコインは続伸、ETF流出から一転し機関資金戻る兆しとの声
- 日経225続伸、日本休場も米株上昇に連れ一時4万9,600pt付近まで買われる
日経225(JPN225 Index)テクニカル分析
日経225(JPN225 Index)の日足チャートを分析する。11月4日以降、下落基調が継続していたが、足元ではエンベロープ-5%ラインで下げ止まり、ローソク足はやや反発している。
20日SMAはこれまでの上昇基調から横ばいへ移行しており、上昇モメンタムの後退が示唆される。また、RSI(14)は70台から50付近まで低下しており、買い優勢から中立圏へと緩和した。
上値の目標としては、まず心理的節目となる5万ptおよび20日SMA、その上で過去最高値の5万2,658ptが意識される。一方、下値の目安は4万6,875ptおよび直近安値の45,139ptが支持水準となる。

今後は-5%ラインでの下支えが持続するか、ならびに5万pt突破と20日SMAの再上抜けが達成されるかが焦点となる。
今日の経済指標とイベント(11月25日)
- 16:00(日本時間)、独・国内総生産(7-9月期GDP)
- 22:30(日本時間)、米・小売売上高(9月)
- 22:30(日本時間)、米・生産者物価指数(9月PPI)
- 24:00(日本時間)、米・住宅販売保留指数(10月)
- 24:00(日本時間)、米・消費者信頼感指数(11月コンファレンスボード)
※本記事の情報は市場の動向をご紹介するもので、投資の推奨や勧誘を行うものではありません。また、情報の正確性・完全性について保証するものではありません。
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