ドル円、下値切上げも上値追いに足取り重く
米株は堅調、ダウ平均は続伸し史上最高値を更新。一方、米12月サービス業PMI改定値は52.5と予想を下回り、景気減速懸念が強まる。
ドル円は押し目買いで反発しつつも上値は重い。157.60円近辺の上抜けが短期トレンド転換の注目水準となる見通し。
ゴールドは地政学リスクを背景に上昇し、安全資産としての需要が継続。対照的に、原油は需給不透明感が強く、方向感が定まらない展開。
本日は米ADP雇用統計、JOLTS求人件数、ISM非製造業景況指数など重要指標の発表が予定されている。ドルと米金利の動向に大きな影響を及ぼす可能性がある。
ドル円、下値切上げも上値追いに足取り重く
前日価格変動TOP3
- XAUUSD +0.97%
- BTCUSD -1.29%
- XTIUSD -2.45%
NY市場マーケットハイライト
- 米12月サービス業PMI改定値は52.5で4月来最低水準、予想を下回る結果
- ミランFRB理事が年内利下げ言及、米リッチモンド連銀バーキン総裁は据置き支持
- 米ダウ平均3日続伸、前営業日比484ドル高で史上最高値を更新
- ドル円反発、長期金利4.17%近辺でドル買い優勢
- ユーロドル反落、独CPI鈍化を受けユーロ売り強まる
- ゴールドは続伸、地政学リスクが意識され安全資産に買い継続
- 原油は反落、ベネズエラ情勢を様子見で目先の買い材料乏しく売り優勢
- ビットコイン反落、米国のベネズエラ介入後の買い一服
- モルガン・スタンレーがBTC・ETH連動ETFを申請、米大手銀行による仮想通貨ETF申請は初事例
米ドル/円(USD/JPY)テクニカル分析
ドル円の日足チャートを分析する。高値圏での推移が続く中、ローソク足は25日EMAに沿って下値を切り上げる形状を維持している。また、25日EMAは200日SMAを上回って推移し、中長期の構造は下落方向へ傾いている状況ではない。
一方で上値はやや抑えられており、値幅は徐々に収縮している。トレンドの強さを示すADXは9台後半と低水準にあり、方向感の乏しさが示される。価格構造は保たれているものの、上昇を押し上げる推進力は限定的であり、「上昇方向を残しつつも、明確なブレイクまでは方向付けしにくい」局面である。
上方向では157.60円付近を明確に上抜けるか、下方向では25日EMAを割り込んで154.40円付近を下抜けるかが、次の展開を見極める材料となる。

当面は157.60円の突破または25日EMAからの下方ブレイクを相場評価の節目として捉えたい。ただし、ADXが低水準にとどまる間は、方向性の信頼性が高まりにくい点に注意が必要である。
今日の経済指標とイベント(1月7日)
- 9:30(日本時間)、豪・消費者物価指数(11月)
- 19:00(日本時間)、ユーロ圏・消費者物価指数(12月HICP)
- 22:15(日本時間)、米・ADP雇用統計(12月)
- 24:00(日本時間)、米・JOLTS求人件数(11月)
- 24:00(日本時間)、米・ISM非製造業景況指数(12月)
- 24:00(日本時間)、米・耐久財受注(10月)
- 24:30(日本時間)、米・週間石油在庫統計
※本記事の情報は市場の動向をご紹介するもので、投資の推奨や勧誘を行うものではありません。また、情報の正確性・完全性について保証するものではありません。
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