ゴールドは堅調な下値支えに注目、次の上昇局面を模索

X(Twitter)
Facebook
Instagram
LinkedIn
Copy URL

ECBが政策金利を8会合ぶりに据え置き、ラガルド総裁の前向き発言で追加利下げ観測が後退

ゴールドはレンジ内での下値切り上げを継続し、リスク選好下でも底堅く推移

本日の米耐久財受注はFOMCを前に注目度が高く、結果次第でドル相場の変動要因となる可能性

前日価格変動TOP3

  • XTIUSD     +1.08%
  • BTCUSD   +0.79%
  • GBPUSD   -0.53%

NY市場マーケットハイライト

  • ECBは8会合ぶりに政策金利を2.00%で据え置き、関税影響を見極め
  • トランプ大統領、FRBパウエル議長と金利協議も、解任・辞任圧力を否定
  • 米株まちまち、ダウ反落・ナスダックとS&P500は最高値更新
  • ドル円反発、労働市場の底堅さを示す統計結果を受けドル買い優勢
  • ユーロドル小幅反落、ECB金利据え置きも追加利下げ期待は後退
  • 原油は反発、米主要国との関税交渉の進展期待が下支え
  • ビットコイン反発、リスク緩和センチメントで底堅く推移
  • ゴールドは続落、米長期金利上昇で安全資産需要が低下

ゴールド/米ドル(XAU/USD)テクニカル分析

ゴールドの日足チャートを分析する。ボリンジャーバンドは全体として横ばい推移ながら、価格は下値を徐々に切り上げるレンジ構造となっている。

直近では+3σ付近から反落し、現在は+1σを下抜けた3370.83ドル付近で一時的に下げ止まっている。同水準が支持として機能するかが焦点であり、これを明確に割り込む場合は、3307.33ドル付近が次の下値目途となる。

一方、RSIは50前後で推移しており、売買圧力が均衡状態にあることを示唆している。

【XAUUSD/日足】

今後、バンド幅の拡張とともに3436.46ドルを上抜ける展開になれば、上昇トレンドへの移行が視野に入る。反対に、3307.33ドルを下方にブレイクした場合は短期的な下落バイアスが強まる。

今日の経済指標とイベント(7月25日)

  • 15:00(日本時間)、英・小売売上高指数
  • 17:00(日本時間)、独・Ifo景況感指数
  • 21:30(日本時間)、米・耐久財受注

X(Twitter)
Facebook
Instagram
LinkedIn
Copy URL