ビットコイン反発も調整局面継続、100日線が重要サポート

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米8月米新築住宅販売は前月比20.5%増の80万戸と予想を上回り、住宅ローン金利の低下が需要を支えたとみられる。一方、FRBのグールズビー・シカゴ連銀総裁が利下げに慎重な姿勢を示し、米長期金利が上昇。ドル円はこれを受けて反発し、200日移動平均線(SMA)を上抜けた。

ビットコインは一時11万ドルに接近するも、100日指数平滑移動平均線(EMA)付近で反発。21日EMAを明確に上抜けるかが上昇再開の鍵となる。

本日は米GDP、耐久財受注、新規失業保険申請件数など重要指標が多数控えており、米経済の実勢とFOMCの政策見通しに影響を与える可能性が高い。

前日価格変動TOP3

  • XTIUSD     +1.81%
  • BTCUSD   +1.41%
  • USDJPY    +0.84%

NY市場マーケットハイライト

  • シカゴ連銀グールズビー総裁、積極的な追加利下げに慎重姿勢
  • 米新築住宅販売は前月比20.5%増の80万戸に上振れ、予想を上回る高水準
  • 米株ダウ続落、買い材料に乏しく持ち高調整優勢
  • ドル円反発、米金利上昇で重要節目の200日移動平均線を突破
  • ユーロドル反落、独IFO企業景況感指数の予想外の悪化で売り加速
  • ポンドドル反落、英中銀ベイリー総裁が利下げ余地示唆で売り優勢
  • ゴールドは反落、高値警戒と対ドル割高感で利益確定売り
  • 原油は続伸、在庫減少示す米週次統計で供給懸念強まる
  • ビットコイン反発、金融政策不透明感が買い支え

ビットコイン/米ドル(BTC/USD)テクニカル分析

ビットコインの日足チャートを分析する。長期的には上昇基調を維持してきたが、7月中旬以降は調整局面に入っている。

3本の移動平均線(21EMA、100EMA、150EMA)はいずれも緩やかな上昇を続けており、トレンドは依然として上向きである。一方で、RSI(14)は50を若干下回っており、モメンタムは中立圏から弱含みに転じている点には注意が必要である。

足元では100EMAで一時的に下げ止まる動きが見られる。この水準を明確に下抜けた場合、次のサポート帯としては心理的節目となる11万ドルおよび150EMAが意識される。一方、上値の目処としては11万5900ドルおよび11万8000ドルがレジスタンスラインとして機能しやすい。

【BTCUSD/日足】

現状は100EMAの支持力が試される局面にあり、21EMAを明確に上抜けるようであれば、上昇基調への再回帰が視野に入りやすい展開となる。

今日の経済指標とイベント(9月25日)

  •   8:50(日本時間)、日本・日銀金融政策決定会合 議事要旨
  • 15:00(日本時間)、独・Gfk消費者信頼感指数
  • 21:30(日本時間)、米・国内総生産(GDP)
  • 21:30(日本時間)、米・8月耐久財受注
  • 21:30(日本時間)、米・新規失業保険申請件数
  • 21:30(日本時間)、米・卸売在庫

ビットコインに関するスプレッド・取引ツールの詳細は、ThreeTrader公式ページでご確認いただけます。

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(※この情報は市場の動向をご紹介するもので、投資の推奨や勧誘を行うものではありません。)

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