米7月新築住宅販売は予想上回るも0.6%減、金利高止まりを背景にした市場低迷を示唆。
為替市場はジャクソンホール会議後のドル買い再燃、利下げ期待高まるも調整局面へ。
本日発表の米耐久財受注・消費者信頼感指数は、利下げ期待が高まる中でドル相場の方向性を決定する重要な材料となる見通し。
前日価格変動TOP3
- XTIUSD +1.44%
- JPN225 -1.02%
- BTCUSD -2.65%
NY市場マーケットハイライト
- 米7月新築住宅販売は予想上回ったが、金利高が住宅市場での停滞感強める
- 米ダウ反落、先週末最高値更新後の調整局面、ナスダックも反落
- ドル円反発、ドル買い戻しが続き147円台後半を回復
- ユーロドル反落、米政権によるEUデジタル法巡る制裁報道が重し
- 原油は続伸、露ウ和平不透明感と金利先安感で買いが進む
- ゴールドは反落、リスク志向の回復が上昇を制限
- ビットコイン続落、11万ドルを割り調整局面継続
ユーロ/ドル(EUR/USD)テクニカル分析
ユーロドルの日足チャートを分析する。中期的には上昇チャネル(青)内での推移が続いているが、足元では短期的な下降チャネル(黄)に沿って軟調な値動きが見られる。
ただし、直近では52日指数平滑移動平均線(EMA)で一時反発したものの、再び下落基調に転じている。21EMAは上昇トレンドから横ばいに移行し、52EMAとの乖離も縮小傾向にあることから、中期的なトレンドは方向感に乏しい状況となっている。
RSIは50台で推移しており、売買勢力のバランスは均衡している。
上値の目処は1.1720ドルおよび1.1780ドル、下値の支持水準は1.1540ドル、次いで1.1470ドルが意識される。

今後は、52EMAのサポート機能が維持されるかが焦点となる。
今日の経済指標とイベント(8月26日)
- 8:15(日本時間)、米・SF連銀ウィリアムズ総裁発言
- 10:30(日本時間)、豪・中央銀行金融政策会合議事要旨公表
- 21:30(日本時間)、米・耐久財受注
- 22:00(日本時間)、米・S&Pケースシラー住宅価格指数
- 23:00(日本時間)、米・消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)
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