ドル円は急落、154円台前半で介入警戒と200線攻防が焦点に
米FRBがNY連銀を通じたドル円レートチェック報道を受け、円買い介入への警戒感が高まっている。154円台前半まで急速に押し戻されたが、現在は一服。テクニカル面では200日線を維持できるかが焦点。ここを割り込むと中期的な上昇トレンドが崩れ、本格的な調整局面に入る可能性がある。
ゴールドは史上初の5000ドルに到達、シルバーも117.73ドルまで急騰するなど、地政学リスクとドル売りが背景。豪ドルもゴールド高に連動し、2024年9月以来の高値圏を回復。資源国通貨としての側面が強く意識されている。
本日深夜発表予定の1月米消費者信頼感指数(CB)は、米国の個人消費の底堅さを測る重要指標。予想を下回れば、「米景気減速+介入警戒」のダブルパンチで、ドル円が154円を明確に割り込むリスクに注意が必要。
前日価格変動TOP3
- BTCUSD +1.67%
- USDJPY -0.97%
- CADJPY -1.03%
マーケットハイライト
- 米FRBがNY銀行にドル円レートチェック、円安抑止で日米連携との思惑が市場に浮上
- 米国株堅調、ハイテク主導でダウ平均313ドル高・ナスダック総合は4日続伸の100ポイント高
- 日経225反発、警戒的な売りは一巡し円高基調の落ち着きが下値支えに
- ドル円続落、為替市場で当局の追加対応への警戒感強まる
- ユーロドル続伸、一時1.1907ドルと4カ月ぶり高値圏
- 豪ドル/米ドルは続伸、ゴールド高に連動し堅調で2024年9月来の高水準
- ゴールドは史上初の5000ドル到達、米国とグリーンランド・欧州の緊張が背景
- シルバーが一時117.73ドルまで急騰、地政学リスクとドル売りで投機的な買い加速
- 原油は反落、カザフスタンの石油輸出混乱が緩和し供給懸念後退
- ビットコイン反発、米株高を意識した買いが下支え
米ドル/円(USD/JPY)テクニカル分析
ドル円の日足チャートを分析する。現在、上昇トレンドの勢いが一服し、重要な局面を迎えている。ローソク足は75日移動平均線を下回り、価格はエンベロープ+3.0%水準(154.15円付近)で推移している。この水準は過去にロールリバーサルとして機能してきた攻防ラインとして機能しており、相場の方向性を左右する。
オシレーター系指標では、MACDがデッドクロスを形成し下落圧力を示している。一方、RSIは33付近まで低下しており、短期的なトレンドの勢いは後退しているが、売られ過ぎ圏に近づきつつある。
焦点は+3.0%水準(154.15円)での下げ止まり。反発すれば上昇トレンド継続、下抜ければ+2.0%水準(152.65円)が次の防衛ラインとなる。ただし、価格は200SMA上で推移しており、中期トレンドの骨格は維持されている。
ファンダメンタルズ面では、米FRBがニューヨーク銀行にドル円ポジションの照会を行ったとの報道や、米当局によるレートチェック観測を背景に、円買い圧力が意識されやすい環境にある。

こうした下押し要因が重なる中、現段階での戦略は二つである。一つは+3.0%水準での反発を待ち、トレンド継続を確認する慎重な姿勢。もう一つは、より深い調整を想定し、+2.0%付近での反応を見極めた上でエントリーを検討する柔軟な対応である。いずれにせよ、この攻防ゾーンでの値動きが、今後の相場の方向性を決定づける鍵となる。
今日の経済指標とイベント(1月27日)
- 23:00(日本時間)、米・ケース・シラー米住宅価格指数(11月)
- 24:00(日本時間)、米・リッチモンド連銀製造業指数(1月)
- 24:00(日本時間)、米・消費者信頼感指数(1月コンファレンス・ボード)
※本記事の情報は市場の動向をご紹介するもので、投資の推奨や勧誘を行うものではありません。また、情報の正確性・完全性について保証するものではありません。
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