豪ドル/米ドルは上昇基調堅持、0.71を視野に過熱圏での推移
米1月CB消費者信頼感指数は84.5と市場予想を大きく下回り、2014年以来の低水準を記録。これに加え、FRB議長人事の不透明感や政府機関閉鎖リスクが意識され、ドルは主要通貨に対して全面安。ドル円は152円台前半まで下落した。
豪ドル/米ドルは0.70ドルを上抜けて推移。背景には米ドル安に加え、ゴールドの続伸がある。トレンドの強さが鮮明であり、次の焦点は0.7100付近の到達可否となる。
本日はFOMC政策金利発表およびパウエル議長の会見が控え、市場の注目が集まる。市場は声明文とともに、インフレ見通しと景気認識のトーンに神経を尖らせている。
前日価格変動TOP3
- XAUUSD +3.50%
- XTIUSD +2.66%
- USDCHF -2.02%
マーケットハイライト
- 米1月CB消費者信頼感指数は84.5に低下、2014年以来の低水準で幅広い層で悪
- 米国株は高安まちまち、ダウ平均は408ドル安と大幅下落もナスダック総合は215ポイント高
- ドルは全面安、FRB議長人事不透明感や政府機関閉鎖リスクを意識
- ドル円は152円台前半まで下落、トランプ発言や日米連携観測が重石
- ユーロドルは高値圏維持、一時1.2082ドルまで上昇
- 豪ドル/ドルは上昇、米ドル安を背景に0.70ドル台乗せ
- 米ドル/スイスフランは急落、安全資産としてのスイスフラン需要が上値抑制
- スイスフランの高止まりが続けば、SNBが政策対応を検討する可能性も指摘
- ゴールドは5100ドル超の史上最高値更新、米政治と地政学不透明感が背景
- 原油は反発、米寒波で生産・製油所操業に支障
- ビットコイン続伸、米ドル安を意識した買い流入
豪ドル/米ドル(AUD/USD)テクニカル分析
豪ドル/米ドル(AUD/USD)の日足は、20EMAを明確に上回る上昇基調を維持している。直近の高値(2024年9月30日)を突破し、+6.5%水準も通過したことで、次の焦点は0.7000の大台突破へと移りつつある。
ローソク足の伸びとともに20EMAは急角度で上向きを保ち、ADXと+DIの優勢状態も続いている。中期トレンドの勢いは衰えを見せていない。ただし、RSIは83近辺と過熱圏に達しており、短期的な調整リスクは意識しておく必要がある。強いトレンドと過熱感が同居する局面だ。
ここからのシナリオは二つ考えられる。一つ目は、このまま勢いを維持して上値を伸ばす展開。2025年4月上旬には-8.5%水準まで下落した経緯があり、その振幅を参考にすれば、+8.5%水準(0.7100付近)までの上値余地を考慮しておくこともできる。ゴールド価格の堅調推移が資源国通貨である豪ドルを下支えしている点も、急激な崩れを想定しにくい背景として押さえておきたい。
二つ目は、過熱感から一旦調整に入るケース。その場合でも、押しが0.6836付近で収まり、20EMA(0.6775付近)を割り込まなければ、健全な調整として次の上昇への足場と捉えられよう。

当面の注目は、まず0.7000の維持にある。ただし、RSIの過熱状態を考慮すれば、短期的な押し目形成の可能性も念頭に置きつつ、慎重に値動きを追いたい局面である。
今日の経済指標とイベント(1月28日)
- 9:30(日本時間)、豪・消費者物価指数(12月CPI)
- 23:45(日本時間)、加・中銀政策金利
- 24:30(日本時間)、米・石油在庫統計
- 翌4:00(日本時間)、米・FRB政策金利(1月FOMC)
- 翌4:30(日本時間)、米・FRBパウエル議長定例記者会見
※本記事の情報は市場の動向をご紹介するもので、投資の推奨や勧誘を行うものではありません。また、情報の正確性・完全性について保証するものではありません。
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