日経225(JPN225)は大幅上昇となり、初の5万pt台を突破。日本の成長政策への期待で上昇し、米主要株価指数の連日最高値更新が下支えとなった。一方で、直近上昇の反動で短期的な調整リスクも一段と意識される局面。
ゴールドは急落し、心理的節目の4000ドルを下回る展開。市場のリスク選好高まりを背景に、安全資産としての需要が後退した。株と金の一般的な逆相関の関係が鮮明となった。
本日は米ケース・シラー住宅価格指数、リッチモンド連銀製造業指数、コンファレンスボード消費者信頼感指数の発表が予定されており、いずれも米経済の底堅さを確認する材料として市場の注目が集まる。
前日価格変動TOP3
- JPN225 +1.97%
- BTCUSD +1.13%
- XAUUSD -3.20%
NY市場マーケットハイライト
- 米中外相が電話会談しハイレベル交流準備で協議、対立緩和期待が高まる
- 米株主要3指数が連日最高値更新、米中対立緩和観測が買いを後押し
- ドル円続伸、米ダラス連銀指数の改善と米株高が支援材料
- ユーロドル小幅上昇、ユーロ圏10月PMI改善が好感されユーロ買いを後押し
- ユーロ円は続伸、ユーロ高と円安で1999年ユーロ導入以来の最高値を更新
- ゴールド急落、心理的節目の4000ドルを下回る
- 原油は弱含み、OPECプラスの増産検討報道で上値が重い展開
- ビットコイン続伸、米中首脳会談や利下げ期待からリスク資産への資金流入が継続
- 日経225(JPN225)は初の5万pt台、NY市場の株高が下支え
日経225(JPN225 Index)テクニカル分析
日経225(JPN225)の日足チャートを分析する。週明けの窓開け上昇により、心理的節目の50000ptを上抜け、強気の地合いが継続している。また、2つのフィボナッチファンに上下を挟まれた形となっている。
ローソク足は10日SMAの上部で推移し、三本のSMAが上向きに並ぶ構図からも、足元の上昇トレンドが示唆される。
RSI(14)は68台後半で推移しており、モメンタムは強く、過熱圏直前に達している。
上昇が継続する場合、次の上値目標として51560pt、さらに52340pt付近が意識される。一方、調整局面に入った場合は48430ptおよび47660pt付近が下値の目安となる。

今後は、50000ptを維持できるかが試される局面であり、RSIの高水準を踏まえると短期的な調整には注意が必要である。
今日の経済指標とイベント(10月28日)
(※ 米政府機関閉鎖の影響により、米国指標の一部は発表中止・延期の可能性があります。)
- 22:00(日本時間)、米・ケース・シラー米住宅価格指数
- 23:00(日本時間)、米・リッチモンド連銀製造業指数
- 23:00(日本時間)、米・コンファレンスボード消費者信頼感指数
株価指数CFDに関する取引仕様・スプレッド情報は、ThreeTrader公式サイトでご確認いただけます。
⇒ 詳細を見る
(※この情報は市場の動向をご紹介するもので、投資の推奨や勧誘を行うものではありません。)

.jpg)
.jpg)
.jpg)
.jpg)





