ユーロ円、175円手前で上値重い展開

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米EUが幅広い品目で15%関税導入に合意、EU委員長は合意を評価し報復関税は回避の見通し

ユーロ円は173円台前半で推移、ECB追加利下げ観測と円安基調一服感から伸び悩み

本日、英小売売上高が発表予定、BOE利下げ観測が高まる中でポンド相場への影響に注目

前日価格変動TOP3

  • BTCUSD   +0.69%
  • XAUUSD    -0.95%
  • XTIUSD      -1.72%

NY市場マーケットハイライト

  • トランプ大統領、EUとの関税率15%で合意と表明
  • トランプ大統領、ドル安傾向に「懸念なし」との認識示す
  • 米株堅調、好決算と通商期待でダウ208ドル高、S&P500は最高値更新
  • ドル円続伸、日銀追加利上げ見送り観測でドル買い優勢
  • ユーロドル小幅続落、米EU貿易交渉の不透明感が重し
  • ポンドは弱含み、8月英中銀利下げ観測浮上で売り優勢
  • 原油は反落、中国経済の減速で需要伸び悩み懸念が浮上
  • ゴールドは続落、関税合意への楽観論が売り圧力に

ユーロ/円(EUR/JPY)テクニカル分析

ユーロ円の日足チャートを分析する。6月上旬以降、価格はボリンジャーバンド+1σ(点線)と+2σ(実線)の間で推移するバンドウォークを続けていたが、足元では勢いに陰りが見られ、上昇基調に変化が生じている。

現在は+1σを一時下抜けた後に持ち直しているが、173.24円および心理的節目である175.00円を前に、上値の重さが意識される。下方ではミドルバンド付近の171.49円と、-2σに近い169.26円が支持水準として機能する可能性がある。

また、CHO(Chaikin Oscillator)は価格と逆行するダイバージェンスを示しており、買い圧力の後退を示唆する。

【EURJPY/日足】

今後、価格が173円台を維持できない場合は、短期的には調整局面へ転じるリスクにも留意したい。

今日の経済指標とイベント(7月28日)

  • 19:00(日本時間)、英・小売売上高(CBI)
  • 23:30(日本時間)、米・ダラス連銀製造業活動指数

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