FOMCは0.25%の利下げを決定。パウエル議長は今後の追加利下げに慎重な姿勢を示し、米長期金利が上昇、ドルは全面高となった。
ドル円はFOMC後のドル高を受けて反発し、一時153円台を回復。足元では153.20円付近が上値抵抗として意識されている。
日銀は本日、金融政策決定会合を開催。マイナス金利解除後の緩和スタンス維持の有無が、円相場および国内株式市場の最大の注目点。
本日は日銀会合に加え、ユーロ圏GDPなど重要指標が控える。クロス円を中心に市場全体の急な値動きに警戒が必要となる。
前日価格変動TOP3
- USDCHF +0.86%
- XAUUSD -0.57%
- BTCUSD -1.29%
NY市場マーケットハイライト
- FOMCは政策金利を0.25%利下げ決定、今年2回目の利下げを実施
- FRBパウエル議長は12月利下げについて「既定の結論には程遠い」と言及。市場の性急な利下げ観測が後退し、米長期金利が上昇
- ADPが政府機関閉鎖のデータ空白を補うため、週次雇用統計の公表を開始
- 米ダウ平均は金利敏感株の売りを受けて下落、ナスダックは底堅く続伸
- ドル円反発、FOMC後のドル高の流れで一時153円台を回復
- ユーロドル反落、ドル全面高の動きに押されユーロ売り優勢に
- ゴールド続落、米金利上昇が上値を抑制
- 原油は小反発、在庫減による需給懸念が材料
- ビットコイン続落、一時11万ドルを割るも200日移動平均線で反発し下げ幅を縮小
米ドル/円(USD/JPY)テクニカル分析
ドル円の日足チャートを分析する。足元では長期チャネルラインに沿った上昇基調が継続しており、全体的には緩やかな上昇トレンドが維持されている。
直近のローソク足は下ヒゲを伴って25日SMA(25日移動平均線:149.40円付近)で反発しており、同線が短期的なサポートラインとして機能している。一方で、153.20円付近で上昇が止められており、また、フィボナッチファンに上値付近を抑えられる展開が続いている。
RSI(14)は60近辺で推移しており、買い優勢を保ちつつも過熱感は限定的である。
今後は153.20円付近が上昇加速の分岐点となり、153.90円が次の上値目標となる。一方、反落する場合は151.20円、および25日SMAの維持可否が焦点となる。そして、150.00円は心理的なサポートラインとして意識される可能性がある。

現時点では153.20円付近の攻防が最大の焦点となる。上抜ければトレンド継続、割り込めば調整局面入りの可能性が高まる。25日SMAとRSIの推移に引き続き注目したい。
今日の経済指標とイベント(10月30日)
(※ 米政府機関閉鎖の影響により、米国指標の一部は発表中止・延期の可能性があります。)
- 慣例では日本時間昼頃、、日本・日銀政策金利発表
- 18:00(日本時間)、独・国内総生産(GDP)
- 19:00(日本時間)、ユーロ圏・域内総生産(GDP)
- 21:30(日本時間)、米・新規失業保険申請件数
- 21:30(日本時間)、米・国内総生産(GDP)
- 22:00(日本時間)、独・消費者物価指数(CPI)
- 22:15(日本時間)、ユーロ圏・ECB政策金利
ドル円(USDJPY)に関するスプレッドおよびレバレッジの情報は、ThreeTrader公式サイトでご確認いただけます。
⇒ 詳細を見る
(※この情報は市場の動向をご紹介するもので、投資の推奨や勧誘を行うものではありません。)

.jpg)
.jpg)
.jpg)
.jpg)





