トランプ大統領が対ロシア追加制裁の期限を来月上旬に前倒しする意向、原油市場では供給引き締まり観測から続伸
市場はFOMC前の警戒感から調整色を強め、リスク回避の動き
本日深夜のFOMC発表とパウエル議長会見に注目、市場のボラティリティ上昇要因に
前日価格変動TOP3
- XTIUSD +3.48%
- EURJPY -0.37%
- JPN225 -0.39%
NY市場マーケットハイライト
- トランプ大統領、対ロシア追加制裁の猶予は12日以内までと発言
- 米中貿易協議が継続、追加関税停止延長に合意 最終判断はトランプ大統領へ
- 米6月JOLTS求人件数は4月以来の低水準、労働需要は減速傾向
- 米株軟調、FOMC前に市場警戒 株式指標は最高値から調整圧力
- ドル円動意薄、市場は日米金融政策発表への様子見
- 原油は大幅続伸、対ロ追加制裁の懸念が原油需給引き締まり観測に
- ゴールドは反発、高関税懸念後退とドル堅調が寄与
- ビットコインは続落、FOMCを控え手仕舞い売り優勢な展開
ビットコイン/米ドル(BTC/USD)テクニカル分析
ビットコインの日足チャートを分析する。現在のローソク足は、10SMAを中心に横ばい推移を示す中で収束する動きを見せている。また、21SMAは下方から上昇しており、ローソク足に接触している。
標準偏差(StdDev)は急激に低下しており、ボラティリティの収縮はエネルギー蓄積局面を示唆する。
直近は11万6920ドルが下支えとして機能しており、この水準を割り込むと次の支持候補は11万4765ドル、さらに11万1877ドルまで下値余地が生じる。一方、12万1875ドルを明確に上抜けた場合は、12万5000ドル付近への上昇展開も視野に入る。

現在はローソク足の収束に伴うブレイクアウトの方向性に注視すべき局面であり、とりわけ116,920ドルのサポートが維持されるか否かが、トレンド転換の初動を見極める上で重要な手がかりとなる。
今日の経済指標とイベント(7月30日)
- 10:30(日本時間)、豪・消費者物価指数
- 17:00(日本時間)、独・国内総生産(GDP)
- 18:00(日本時間)、ユーロ圏・域内総生産(GDP)
- 21:15(日本時間)、米・ADP雇用統計
- 21:30(日本時間)、米・実質国内総生産(GDP)
- 22:45(日本時間)、カナダ・BOC政策金利発表
- 翌3:00(日本時間)、米・FOMC政策金利発表
- 翌3:30(日本時間)、米・FRBパウエル議長 定例記者会見