豪ドル円はRBA据置きと円高で反落、21日線の攻防が焦点

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米政府機関の閉鎖が35日目に突入。経済統計の発表延期や行政手続き停滞により、経済活動への影響が深刻化。

ビットコインは急落し、心理的節目の10万ドルを割り込んだ。米政局不透明感と10月の大規模清算後のリスク回避姿勢が継続。

豪ドル円は、RBAの政策金利据え置きを受けた材料出尽くし感と円高進行で反落。21日移動平均線が支持線として機能するか注目され、下抜ければ短期調整入りの可能性も。

本日は日銀議事要旨、独・ユーロ圏PMI、米ADP雇用統計、ISM非製造業景況指数が発表予定。(JOLTS求人件数は政府閉鎖により延期)

前日価格変動TOP3

  • BTCUSD   -5.74%
  • JPN225     -2.47%
  • XAUUSD   -1.56%

NY市場マーケットハイライト

  • 米政府閉鎖が35日目で過去最長記録に並び、経済活動にも影響拡大
  • 米株大幅下落、AI関連株に割高感の警戒強まる
  • ドル円反落、片山財務相の発言を受けた円買い後の上値の重さが継続
  • ユーロドル続落、前日高値が上値抵抗に下値を模索
  • ポンド円200円割れ、英財政不安によるポンド売りと円高が上値を圧迫
  • 豪ドル円反落、RBA据え置きの材料出尽くし感と円高で売り優勢
  • ゴールドは反落、FRBの利下げ慎重姿勢が重しに
  • 原油続落、ドル高と需要懸念で売りに押される
  • ビットコインは急落、米政局不透明感を警戒し10万ドルを割り込む展開に
  • 日経225反落、過熱感から利益確定売りが拡大(アジア時間)

豪ドル/円(AUD/JPY)テクニカル分析

豪ドル円の日足チャートを分析する。長期チャネルに沿って緩やかな上昇基調を維持しており、ローソク足は52日SMAおよび21日SMAを上回って推移している。中期的には買い優勢の流れが続いている。

一方、直近では大陰線が出現し、価格は21日SMA付近まで押し戻されている。上昇の勢いは一時的に落ち着いており、下抜ければ短期的な調整に入る可能性もある。RSI(14)は54付近まで低下しており、やや一服の印象である。

上昇が再開する場合、101.00円および101.55円が目標となる。下押し継続であれば、98.45円、次いで97.66円が目安となる。

【AUDJPY/日足チャート】

当面は21日SMAが下値を支えることができるかが焦点であり、RSIの推移とともに上昇の持続力に注目したい。

今日の経済指標とイベント(11月5日)

(※ 米政府機関閉鎖の影響により、米国指標の一部は発表中止・延期の可能性があります。)

  • 8:50(日本時間)、日本・日銀金融政策決定会合議事要旨
  • 16:00(日本時間)、独・製造業受注
  • 17:55(日本時間)、独・購買担当者景気指数(非製造業PMI)
  • 18:00(日本時間)、ユーロ圏・購買担当者景気指数(非製造業PMI)
  • 22:15(日本時間)、米・ADP雇用統計
  • 23:45(日本時間)、米・購買担当者景気指数(非製造業PMI)
  • 24:00(日本時間)、米・ISM非製造業景況指数
  • 24:30(日本時間)、米・石油在庫統計

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(※この情報は市場の動向をご紹介するもので、投資の推奨や勧誘を行うものではありません。)

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