EUが対米報復関税措置を6カ月間停止と発表、通商協議の進展期待とリスク回避後退。
FRBサンフランシスコ連銀デイリー総裁が米雇用統計の軟化を背景に利下げ時期が近いと示唆。市場の期待を後押し。
本日23時発表の米ISM非製造業景況指数に注目。米景気の底堅さを測る重要指標でFRBの利下げ時期見通しに影響も。
前日価格変動TOP3
- JPN225 +1.77%
- NZDJPY -0.48%
- XTIUSD -1.72%
NY市場マーケットハイライト
- EU、対米報復関税を6カ月間停止 通商合意受け
- FRBデイリーSF連銀総裁、雇用軟化で利下げに前向き姿勢と報道
- トランプ大統領、対インド関税「大幅引き上げ」方針 ロシア原油購入に強硬姿勢
- 米株反発、ダウ一時500ドル超上昇 利下げ期待で買い優勢
- ドル円続落、円高地合いが継続 長期金利低下でドル売り圧力
- 原油は続落、OPECプラス増産観測で供給懸念高まる
- ゴールド続伸、米利下げ観測強まり安全資産買い進む
- ビットコイン続伸、米利下げ期待と大型買いが支援
ビットコイン/米ドル(BTC/USD)テクニカル分析
BTCUSDの日足チャートを分析する。7月下旬以降、ローソク足は下落基調をたどってきたが、52EMA付近の11万2500ドル付近で下げ止まり、反発の兆しを見せている。
現時点ではチャネルラインの下限を上抜け、21EMAに向けて上昇の動きを見せている。
一方、MACDは全体として下降基調を維持しているが、直近1~2日ではシグナルラインとの乖離幅がやや縮小しており、下落モメンタムの鈍化も示唆されている。
今後の上値目処としては、21EMAの突破が焦点となり、次いで11万6,147ドル付近が意識されるレジスタンスである。下方向では、52EMAおよび11万2,044ドルが下値支持帯として機能する可能性がある。

短期的には21EMAを明確に上抜けるか否かが、トレンド転換の鍵を握る重要な分岐点となる。
今日の経済指標とイベント(8月5日)
- 8:50(日本時間)、日本・日銀金融政策決定会合 議事要旨
- 21:30(日本時間)、米・貿易収支
- 22:45(日本時間)、米・購買担当者景気指数(PMI)
- 23:00(日本時間)、米・ISM非製造業景況指数