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ドル円、調整一巡もモメンタムに不安残す

市場分析
安藤修安藤修
ドル円、調整一巡もモメンタムに不安残す

米雇用指標の全般的な軟化を受け景気減速懸念が強まり米株指標は下落。ハイテク株安に加え、ビットコイン・商品安も重なり、NYダウは一時670ドル超安。

為替市場では、ECB・BOEともに政策金利を据え置き。BOEは利下げ含みの5対4での決定でポンド安に。

ドル円は一時的な調整を経て持ち直しの動きが見られるが、テクニカル面では上昇モメンタムに不透明感も残る。

本日は、独・鉱工業生産、加・雇用統計、米ミシガン大学消費者態度指数などの経済指標が予定されている。特に、米ミシガン指数は金利見通しとドルの方向性を左右する可能性がある。

前日価格変動TOP3

  • シルバー(XAGUSD)         -19.19%
  • ビットコイン(BTCUSD)  -12.26%
  • ゴールド(XAUUSD)          -4.02%

マーケットハイライト

  • 米雇用指標は、解雇増・失業保険増・求人減
  • 米NYダウは592ドル超下落、ハイテク株安とビットコイン・商品急落が重荷
  • 日経225は反落、米株の下落と衆院選挙を控えた様子見ムードが背景に
  • ドル円続伸、米金利低下を打ち消すドル独歩高の様相
  • ECBは政策金利2.15%に据え置き、ラガルド総裁はユーロ高の影響に言及
  • ユーロドル続落、ダウ急落と商品安でドル高進行も重し
  • BOEは政策金利3.75%に据え置き、ベイリー総裁の緩和余地発言で売り優勢
  • ポンドは主要通貨で全面安、英政治混乱の上に英中銀の利下げ観測が売り圧力に
  • ゴールドは反落、ドル高進行と地政学リスク後退観測が売り材料
  • 原油は反落、中東リスク後退と受け止め売り優勢
  • ビットコインは6.3万ドル前後まで急落、円建ては1000万円の大台を割り込む

米ドル/円(USD/JPY)テクニカル分析

ドル円の日足チャートを分析する。ローソク足は、目先の調整が一巡した形を見せている。200SMA(200日単純移動平均線)を基準としたエンベロープで見ると、上限の+7.0%水準(159.45円)で反落した後、+1.5%水準(152.10円)で下げ止まった。そこから反発し、現在は20EMA(20日指数移動平均線)を上抜けて+4.5%水準まで戻している。

この調整局面において重要なのは、長期トレンドそのものが崩れる動きには至っていないという点だ。つまり「過熱の冷却」という性質の調整であったと見ることができる。

ところが、内部構造には気になる兆候がある。Zスコアおよびボリンジャーバンド%Bといったモメンタム系指標には、約3カ月にわたるダイバージェンス(逆行現象)が形成されている。価格が上昇しているにもかかわらず、内部の推進力は徐々に低下していた。足元で反発しているとはいえ、その勢いが持続的な上昇につながるかどうかは「条件付き」と考えるべき局面である。

今後の展開として、上方向では157.80円(+5.0%水準)を明確に上抜けることができれば、次の目標は159.45円となり、上昇トレンドの継続が確認される。逆に、再び反落して154.70円(+3.0%水準)を下回った場合、直近下値の152.10円が確認ポイントとして意識され、押し目の深さが試される展開だ。

【USDJPY/日足チャート】

この価格帯での反応を見ることで、ドル円の次の方向性が見えてくる。今後の展開を読む上での重要な観察ポイントだ。

今日の経済指標とイベント(2月6日)

  • 16:00(日本時間)、独・鉱工業生産(12月)
  • 22:30(日本時間)、加・雇用統計(1月)
  • 24:00(日本時間)、米・ミシガン大学消費者態度指数(2月)

※本記事の情報は市場の動向をご紹介するもので、投資の推奨や勧誘を行うものではありません。また、情報の正確性・完全性について保証するものではありません。

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